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July 04 ええと、今日はまた駐車場なのです。全盛期のころほどではないけど、今日はそこそこ車が来たよ。でも基本的に……立体はやることは少ないよ。歩く距離は多いけど………。 「あの店やあの店やあの店みたいに機械式の空車・満車表示が付いているか、バイトにトランシーバーを持たせれば効率よくさばけるんじゃないかっていつも思うわ。でもそれをやったら、バイトの口がなくなるでしょうね。」 ええと………正社員なら給与のほかに法定福利費と法定外福利費というお金を会社が支払っているから……、ずいぶん高いんだけど、バイトの場合はそういうのがあまりないから安いよ。でも、その機械の設置と運用費用は………どっちが安いのかな。 「一日6000円ちょっとで動く非正規労働者のほうが安くて高性能かもしれないわね。」 どうなのかな………。固定費用さえなんとか確保できれば……、後の電気代・保守管理費用は大したことないんじゃないかな。バイト2人一万二千円、月三十六万円に……最低限の労災費用がいくばくかつくよ。 「高齢者や若年~中年フリーターに職場を提供している福祉事業としては評価できるのではないか?駅も自動改札をやめれば、今では数十人で事足りる駅の運営に500人ほど必要になる。準国営企業はなるべく機械を使わないというのが良いのではないか。」 「自販機をやめて、アイスボックスを持った売り子にすればいいかもしれない。ただ、労災諸々をつけると当然自販機より高いことに」 ラッダイト運動だね……。江戸時代は……ほとんどの町人は棒手振りという売り子と、運足という一種の倉庫労働者からなっていて……、つまりほぼみんなフリーターだよ。自分の店を持ってる人なんてごく一部だよ。 「それを洒落本なり、屋外のちょっとした安価な娯楽で気を紛らわして生きていて、政治には関心を持たないのが美徳と。まさに現代日本」 成長しない横ばい時代の……正しい生き方かもしれないね。
あと、先週わずか4日で終わらせたYES-プログラムの6科目の修了証がきたよ。ビジネスマナーと数学で一問づつ間違えたほかは、全問正解だったよ。これで、あとはパソコンでもToeicでも何でもいいから、厚生労働省が認定した資格のうちどれかをとって、郵送すれば……、YES-プログラムという資格が出るのです。 「さて、何するか。お手軽そうなのはOffice2007のMCASより、Office2003のMOSスペシャリストの方。MOSはスペシャリストとエキスパートに別れていて、スペシャリストのほうはけっこう基礎的なことしか出ない。あと、この資格は毎週のように各地のパソコン教室で挑戦可能。ただし、一万円の検定料がかかるから落ちると悲しいことに。」 う~ん……、いつ就職できるかわからないから、新しいほうがいいと思うよ。和文タイプみたいに死にスキルになるよ。それに、ルニたちにはなじみがないけど、パワーポイントとか……そういうのの使い方も覚えたほうがいいと思うのです。 個人的には……古代世界の人がギリシャ語ができるのが当然だったり、漢文ができるのが当然なのと同じように、この大英帝国~アメリカ合衆国の栄光の時代を生きるハイソサイエティーの人間にとって、英語ができるのは当然とされてるよ。やっぱり、見栄で取るべきなんじゃないかな。 「英語は、読み物に困ることはないでしょうね。ただし、語学は気合が必要よ。アルカやエスペラントは読めるようになるのにそんなに時間はかからないけど、英語は合計で7年ちょっとやったけど、Wikipediaのごく一部しか読めなくて歯がゆいのよねぇ。やるとなったら、ライフワークよ。」 「そして、ようやく曲がりなりにも読めるようになったころには、英語の時代終了とか。まぁ、そうなったらそうなったで、フランス語・ロシア語・ドイツ語みたいな読み物に困らない言語の一つとして個人的には楽しめると思うけど。」 できると楽しいだろうね……。クウェンヤ語の解説サイトや、有名なシンダール語の究極研究本が読めるよ。人工言語一般の研究書も英語圏ならいっぱい翻訳されているだろうし……。 「語学のための語学ね = -ω- = 」 July 03 7月1日の夜から7月2日の夜にかけて、『映像の世紀』を見たよ。たまにビデオを回しておかないと、テープが張りついてしまうのです。 このビデオは、NHKの50周年記念アンコールのものを録画したものだから、2003年の……年末だね。というと、大学2年あたりかな……。 「そうですね、今思い出したのですが、箱庭諸島を始めたのは、2004年5月末ではなく、その前にもやっていたはずです。大学のPC室でやったような覚えがあります。2004年2月17日以前の記憶は非常にあいまいですが。」 青鴉という名前が出てきたのも………、そのあたりだからこのあたりが切れ目なんだね……。
映像の世紀は、平成7年だから、1995年あたりに放送されたのが最初だけど、好評だから、たびたび年末に放送されていたNHKスペシャルの名作なのです。 「歴史物が好きな人の間での知名度は高いはずです。内容は1897あたりに初めて映写機ができてから、1991年のベルリンの壁崩壊やユーゴ内戦までを描く20世紀の記録です。戦争の世紀ですので戦争の描写が主となりますが、当時の様々な国の風俗も描かれていて、とても興味深いものとなっています。また、テーマ曲「パリは燃えているか」がとても印象的であり、歴史の客観的事実を伝える以上に、扇情的で芸術性の高い作品となっています。」 ええと……これも一種の宗教だよね……。人間、滅びればいいのにと思わせるよ……。 「まだまだ、ガンダムや宇宙艦隊が出てくるまで滅びてほしくないわ。でも50年代~70年代の宇宙開発って、実際にはICBMの開発競争だったという側面が強いのよね。最近の北朝鮮が人工衛星打ち上げを名目に長距離弾道ミサイルテポドンの開発を進めていることから見てもよくわかるわ。実際には、宇宙へのフロンティア精神というより、敵国の核攻撃におびえて、自分たちの国のICBM技術の優位を見せつけることによって、相手の先制攻撃を防ごうという、生存本能からきた行動だったのよ。だから、80年代以降、ソ連が急激に弱体化すると、緊張感がなくなって、宇宙開発もずいぶん下火になったわ。残念ながら、60年代70年代の作家たちが夢想した宇宙を駆ける21世紀は来なかったのよ。でも、最近の傾向だけど、中国が神舟という有人宇宙船の開発に力を入れているわ。本当の動機はアメリカやソ連と同じようにICBMの性能向上何でしょうけど、これでモビルスーツができるぐらいまで宇宙技術が進んでくれるといいわね。宇宙開発というと、そろそろインドもやるんじゃないかしら?」 インドは……アグニという核ミサイルを持ってたかな……。長期的には、中国との交渉を有利にするために宇宙開発の名目でどんどんミサイル技術を向上させないと……、危ないよね。 「たぶん、チベットとかインドシナ半島はあと50年ぐらいの間に代理戦争の決戦場になる悪寒。同盟関係を考えると、在日米軍とか自衛隊とかも参加するだろうし、そうなると、中国から普通に空襲とかあるだろうなぁ。」 平和ってそう簡単に続かないよね………。ええと、現代のアメリカの状況は、セポイの乱やボーア戦争で弱体化した大英帝国に近い気がするよ。 大英帝国もそうだったけど、国力が弱まって非公認だけど影響力を及ぼせる力が衰えた途端、軍事行動で直接中東を征服したよね……。アメリカも権威の力で油田地帯を支配するだけの国力はもう失ったということなのです。 生きているうちに、在日米軍撤退とか、そういうことはしないでほしいけど、いざという時のために、パスポートでも取っておいた方がいいかな。平時のうちに移住しないと、戦争中は移民制限とかで、亡命困難になるよ。。 「在日米軍および在韓米軍が撤退した場合、この権力の空白地帯を埋めに現在の国力バランスを考えると、旧米軍基地に人民解放軍が居着くと思う。北海道はロシア軍が居着くかもしれない。そうなったら、まぁ、政治的なものはどうでもいいけど、物流が狂って物資不足とか、経済が混乱してみんな食うに困るとか、それよりもやたら傍若無人にレイプや暴行や面白半分に死体損壊したりする兵士が街中にごろごろとか、暮らすのが難しくなるとは思う。もちろん中国本土で実施されているネット規制も行われるから、グーグルで天安門と打っても出てこなくなるし、2ちゃんで政権批判をしようものなら、「通報しました」ということになる。」 それは……暮らしにくそうだね。いちおう食うに困らなければ文句は言わないつもりだけど……、米軍撤退の兆候をキャッチしたら、南米にでも移住したほうがよさそうだね。
エスペラントの心性を理解するには……、60年代当時までの社会情勢とパラダイムを理解する必要があるのです。 あの教材に出てくるベトナム戦争だけど、あの戦争はテレビで放送された初めての戦争で……、色々米軍が村を焼き払ったり、路上で処刑したりというショッキングな映像がどんどん流れて、「自分たちは本当に正義の側にいるのか」という疑問がアメリカ国内で巻き起こって、一気に反戦運動が盛り上がったという、そういう背景があるのです。 「学生運動もまた、アメリカが中心だったらしい。まぁ、死亡率の高い負け戦になんか出たくないわな。これもたぶん生存本能に基づく行動何だろうなぁ。黒人の問題もKKKとかやたら見た目がヤヴァい人たちに乳母車から、赤ん坊をさっと取っていかれて、電柱にたたきつけて殺されたりとか、そういうことがあるし、これも自分たちの命の危機を感じた行動だと思う。あと、あの当時は核開発競争の真っただ中で、今となっては、核なんてだれも怖くて使えない「脅し専用」兵器と言うことが分かってるから、その緊張感はないけど、あの当時は、戦争になったら、通常兵器みたいにバンバン使って、人類滅亡の危機と本気で思っていた時代で、パラダイムとしてみんな命の危機を感じていた時代だったりする。つまりあの当時のエスペランティストのテンションの高さは、生存権が不十分な時代ゆえの「窮鼠猫をかむ」行動だったんだと思う。」 労働問題は………今もひどいけど、あの当時はもっとひどかったんだね。 「それもあるし、あの当時は「隣の家の青い芝生」が見えていたというのも大きい要因ね。現実はともかく、空を見ればソ連による人造の星が浮かび、ガガーリンが地球は青かったという時代で、科学技術分野での共産圏のアドバンテージが見えた時代なのよ。科学的アドバンテージから、実際の労働条件やその他もろもろの問題も資本主義国と比べてはるかにマシだと連想してもおかしくないわ。現実はひどかったけどね。」 共産圏の情報は……ほとんど入ってこないから、チラリズムでよく見えたんだろうね……。全裸より、絶対領域だけ見えるメイドさんのほうが、ナイスバディーを想像させるよ。 「つまり、あの時代の西側諸国は、労働問題や人種問題や戦争の道義上の問題を抱えていて、若者を中心にフラストレーションがたまっていた時代だったと。だからこそ、麻薬・ヒッピー・ビートルズといった既存のモラルを打ち破る文化が指示されたり、その鬱憤をはらす「祭り」として、学生運動やデモが栄えたと。そして、こんな不快極まりない現世を疎んじて、当時のもう一つの強大な勢力であるソビエト連邦の、共産主義という資本主義の対抗思想はきっと資本主義よりマシに違いない。というか、この社会がめちゃくちゃ不快極まりないから、逆にすさまじく快適に違いないと勝手に解釈して、左な人間が大増殖したと。」 カードの裏と表……、善悪二元論を連想したのかな。どちらを選んでもヒトラーかスターリンかで……どっちも外れという例もあるよね。 単純なアメリカ人なら、不快の反対は快楽と思っても仕方ないけど、日本人もというのは……。 「当時の人の心情を考えると、征服者が疎ましくて仕方なかったんでしょうね。サンフランシスコ講和条約で日本は独立したはずなのに、相変わらず米軍が居着いているという状況は事実上の占領状態と変わらなかったのよ。いまは、もう横須賀や沖縄に別に米軍がいても景色に同化したのか慣れてしまったのか、ぜんぜん気にしなくなってしまったけど、あの当時はやっぱりかつて西太平洋の島々の大半と朝鮮半島、満州、中国台湾、インドシナを支配した帝国臣民の誇りが残っていたんでしょうね。だからこそ、この不自然な圧迫感に反発を覚えたくなるのよ。」 ルニたちみたいに………親も大日本帝国経験者じゃない世代は……そもそもそんなのを感じないよね。安保闘争といっても……、現実に日本の軍事力だけじゃどうにもならないんだから、米軍がいた方がいいよという………一種の植民地民の精神が根付いた世代にはわからないよ。 「あともう一つ大きいのは、労働条件は悪いけど、まだ、食うに困るところになってないことや、政権批判にエネルギーが向かないようにする娯楽が充実していることも挙げられるわ。たぶんだけど、60年代の学生って、70年代の学生と違って娯楽が少なかったんじゃないかしら?ロシア文学かマルクス主義の思想書か毛沢東語録ぐらいしかなかったと思うわ。なにしろ、アニメの放送が始まったばかりだし、私たちの子供時代の80年代だって、アニメは子供のものというパラダイムだから、昔はもっとそうだったに違いないわ。」 今では、漫画やアニメは、純文学以上に訴えかける良作がおおいけど………昔は認知度が低かったんだね。 アニメに対する地位が向上して、日本の国策、主要産業というパラダイムになったのは、2000年代に『千と千尋の神隠し』がアカデミー賞をとってからだよね………。 つまり、当時の社会状況やパラダイムを考えると………あの赤過ぎる例文がいっぱい詰まったエスペラントの教本も仕方ないかなと思うし、当時のパラダイムなら、そういう赤い例文がびっしり入ったほうが………大学生に喜んで受け入れられたんだろうね。 今で言うと………ひたすら環境問題とエコロジーの例文がびっしり入った教材のほうが、知識層に受けるんじゃないかと予想できるのと同じだよ。読み物のほうにロシア文学や中国近代文学が多いのも………当時、それが受けたからだと思うよ。今だったら、ヲタなアニメやエロゲ・ギャルゲの例文が載ってる作品が受けるのと同じことだよ。。パラダイムって変わるものだね………。 「実際のところ、あの当時はまだまだ英語が国際語になるには力不足だったということがエスペラントが力を持った理由だと思う。地域的には西側世界の共通語であって、東側世界ではロシア語が共通語だから、使える地域が限られていたことがある。あと科学技術の面でも、宇宙開発を中心に世界一と言えない分野があったということがある。あと、一番大きそうなのは日本人の場合、アメリカが嫌いだから英語を使いたくなかったんじゃね?あえて、英語を使わないでエスペラントを選択する人は、「ある自然言語を国際共通語にすると、その自然言語を話す民の言語面での奴隷として従属するようになる」とかいう理由を松戸彩園さんとかがよくいうけど、ぶっちゃけアメリカの優位を認めるのはイヤという心の問題何だと思う。それが、自分が好きな国家ないし団体・宗教の言語だったら、そんな問題は生じない可能性が高い。今は、心情的にアメリカは嫌いでも、別に英語はアメリカ人だけの言葉じゃなくて、フィリピン人やインド人の言葉でもあるからどうでもいいはずだけど、「ベトナムの村を焼き払ってる米兵の姿がチラつく」とか。」 ええと、安保条約でいつまでも日本国内に居座ってるのが気に食わないとか……、いまでもイラク戦争とかで日本を利用したりで、進歩がなくて気に食わないとか………、あるだろうね。 でも、多くの人は……80年代以降の国際状況の時流に乗って……とくに何も考えなくても英語を選択して、エスペラントに見向きもしないよね。
「で、アルカの普及法をそこから考えると、アメリカ没落を待った方がいいということに。ファンタジー言語なのにあえて国際補助語としてのマジョリティーの地位を得ようとするならば、キャッチフレーズは「エスペラントはザメンホフだけが作った西欧的な言葉であるが、アルカは実際にアフリカやアジアの人間が使ってできた平等な言語である。」とか。」 ………ルニは、正直、国際補助語方向での布教は無理だと思うよ。英語を連想させるアルファベットを見るのもイヤという人は……そんなにいないよ。 国際補助語は………これまで通り一番金持ちで文化も科学も軍事力もNo1のマジョリティーの言葉を習うのが、一番金になるのです。 現実に栄えている人工言語は、芸術作品の小道具、サークルレベルの小集団の秘密の言葉の2種類だよ。おもに……人間が使う方向で考えるなら、世間でマイノリティーとされる意見の持ち主がこっそりその意見を交換し合う………、エスペラント方向か、軍事目的か、犯罪目的か、宗教の求心力と神秘性を高める目的か………。そんなところです。反体制的な秘密結社みたいな目的で人工言語を使うというと、SATとかがそうなんじゃないかな。 というより………広めることで楽しくなるのかどうかは、大いに疑問になってきたのです。エスペラント発展の歴史を見てみると……。 大きくなるにつれて、いろんな人が増えるからぎすぎすするし、分裂するし、国家権力の介入を招くし……。 「何かを手に入れるには、何かを失わなければならないと。」 「そうね……。でも、あまり言及されない後期制アルカ時代の話からすると普及させようとしてすぐ広まるわけじゃないから、心配するのは事が起こってからでいいわ。そして、私の予想だけど、アルカを広めるためには私たちが去らないといけない時が来ると思うわ。ある時代において有用な人も、次の時代には邪魔になることがあるのよ。その時はこっそり身を引いてあげましょう。」 それは………寂しいよ………。
あと、昨日は、昼ごろから頭痛で……、微熱も出ていて寝込んだよ。4時ごろには落ち着いたけど、何かの発作かな。 季節性の体調不良なら……いつものことだけど……。
あとは、ビデオにGコード予約機能が付いていることに気付いたから、「うみねこのなく頃に」をビデオ予約してみたよ。 ゲームとは……画風が違うし、全体的に硬派な印象を受けたよ。萌え業界には……受けるのかな?魔女の眷属が増えれば多少は望みはあるけど、おじさんおばさんだらけのこのメンツでは厳しいよ。
「あと、明日は仕事だから頑張りましょう。=・ω・=ノ」 本当に久しぶりだね……。 July 02 ええと、今日はアルカ資料収集6月14日から7月1日までだよ。 神代の人類社会の国名が乗った地図とか………、あと最大の労作はメルティア歴ユーマ暦イルム歴といった、古い暦の設定なのです。 従来の神話とはだいぶ変わってきたよ。
ええと、それでエスペラント教材だけど、あれ以降はそれほど面白い例文はなかったよ。 2巻の基礎編や3巻の研究編もあるけど……、分詞あたりで何だかややこしいから、辞めようかということになったよ。 確かに英語と比べるとすごく簡単なんだけど………、『紫苑の書』みたいな面白そうな読み物もないし、今や……アルカのほうの文法法則に慣れているから、語順がごちゃごちゃ動いたり……、いまいちわかりにくいかな。 実際は、語彙が全部オリジナルで聞きなれないし、文字もアルファベットでない謎表音文字のアルカのほうがきついはずなのに……。 「そうね、私たちにとっての話だけど、エスペラント関係の人脈がないから遊びにくいんじゃないかしら?それだったら、計画言語板やなんでも掲示板で使えばいいんだけど、アルカみたいに原罪のヴァージョンになって半年にもなってない言語とは違うから、微妙に間違ったら恥をかく恐れが高いのよね。」 というより……多分年なんだと思うよ。もうすでに印欧語族よりアルカ語族の語幹のほうになじんでるから、印欧系の響き……というよりエスペラントの東欧的な響きで……我慢ならない子音連続があるよね。gvとか……気持ち悪くないかな。lingvoとか。。 「まぁ、慣れが足りないんだと思う。アルカも最初のころは、まず文字からして特殊だから、敷居の高さはエスペラントどころではないはず。ただ、実際、アルファベット転写版と比較したりすると、アルカのほうが、比較的すっきり理解できるはず。まぁ、冷静に考えると、人称名詞の位相の多様さ、格詞(前置詞)の細かさなどなどを考えると、覚えることが多いはずなんだけど。」 読み物の……不足?それともエルフ諸語やアーヴ語みたいな………神秘を感じさせるチラリズムの欠落?どうしてここまでモチベーションが上がらないのかな? というより……なんでアルカだとモチベーションがあるのかな? 「初代のKakisに聞いてみることだな。」 「そうですね、レインタソの欠如が最大の理由ではないでしょうか。初めてアルカを始めたときの状況を考えてみましょう。ログによりますと2006年2月27日段階に紫苑の書を読んだのが、恐らく最初なのではないかと考えられます。『紫苑の書』では、紫苑がわけもわからず言葉の通じない環境の中に投げ出されるところから始まります。ここがどこなのか、どうすれば帰れるのか、それまでどのように暮らしたらよいのか、さっぱりわからないわけですね。唯一情報源になりそうなのは天然系の親切な女の子だけです。これらの疑問を解消し、自らの進むべき道を聞き出せそうなのは彼女だけです。読者は紫苑と一緒にこの不安を解消するために主体的にその謎言語を解読したい気分になります。そしてベールに包まれた世界の謎を解き明かしたいという好奇心に駆られて、主体的に文化人類学の小技を使い、言葉を覚えていくわけです。」 「女の子の服を一枚ずつ剥いでいくような快感とか。」 どんなナイスバディーが隠されているのかなと言う………わくわくなんだろうね………。チラリズムの世界だよ。 「そうですね、彼女自体献身的で大変魅力ある女性ですからね。性欲は言語学習の効率を上昇させることは、アラン=ドロンのためにフランス語を覚え、ペ・ヨンジュンのために韓国語を覚え、ベッカムのためにコックニーを覚える女性たちによって証明されています。」 「っていうと、エスペラントにはエロと萌えが足りないということ?」 「あの教材では、その通りです。ただ、アルカのモチベーションを高められた理由は性的な理由や文化的な嗜好だけではありません。あれはお姉さまが得意とする催眠術や、宗教的なイニシエーションでもあったのでしょう。まず、言葉の通じない不安感、その不安感は催眠感受性を高め、この場の救いの道は言葉を覚える以外ないことを確信させます。そして、その菩薩がまた良いのですよ。」 ……やっぱり究極的にはレインタソなんですね……。 「はい。困窮する人はパンを差し出すものに親しみを覚えます。彼女はネットから入ったアルカ使用者の母です。」 ………危ない宗教だよ。。某神道系や某イスラム系や某疑似科学と大差ないね。。 「心の深いところにリファレンスすると思いもかけぬ宗教的な理由が。まぁ、レインタソが雛に刷り込みを行う親鳥の役割を果たしているのは確かだとおもう。」 「あと、もう一つの理由は、宗教のイニシエーションと同じく、そう簡単に習得できないということが実はプラスに働いているのではないかという点です。人間は簡単に手に入れられるものを大事には思いません。平和主義や環境主義が重んじられるのも、平和や環境社会はそう簡単に手に入れることができないからだと考えます。幻字を覚えてからのとんとん拍子の文法の相対的容易さからは想像がつかないでしょうが、あの文字はああ見えて習得に多少の苦労をしいらせます。中学時代にアルファベットを覚えるのの、半分程度の苦労ですが。その点は、アルファベットと同じように読めてしまってから生まれた人格群には理解不能な点かと考えます。」 そうだね……。 「私も、ひらがなが読めなかったころの記憶や、ABCDを覚えるのに苦労して、たびたび間違ってたはずなんだけど、その記憶って、当たり前のように使えるようになってからは忘れちゃうのよね。確かに簡単に覚えられすぎても飽きるはずだわ。」 「もうひとつ理由を挙げますと、記録の上では消滅していますが、2006年9月ごろには当時のメインサイト新生人工言語論には掲示板があり、そこでセレン氏に当時の後期制アルカに関してわからない点、誤植や中期制アルカ時代の単語の残滓がありどうしても読めないところなどを質問しています。挫折を防止させるための添削体制が、少なくとも自ら学ぼうと積極的な人の前には開かれていたのです。」 ええと、話をまとめるよ。 アルカのモチベーションが持続した理由は……
①言葉の通じない不安な世界を疑似体験させるメディア。 ②その心理につけこむ菩薩的ヒロイン ③ヒロインの性的、ないし文化的な魅力 ④オリジナルの文字・語幹など簡単に習得できないからこその習得後の達成感によるモチベーションの持続 ⑤レファレンスサービスの充実。
「あと、人工言語に関するイデオロギーの一致とか?人工言語の歴史の循環から離脱し、新時代を築けそうに見える、ないしそう思わせる信じる者は救われる的な、カルト宗教でよくある排外的な優越感とか?」 この辺は………エスペラントをやってる人も感じてる部分なんじゃないかな。排外的優越感とか……選民意識は、別に宗教じゃなくても、会社、学校、クラス、部活、委員会………いろんなところであるよ。運動部のレギュラーとか……。 ええと、これらのことから、なんとかして………モチベーションを維持させる方法を考えないと。 そう簡単に習得できないし、レファレンスしてくれそうな人はいっぱいいるし、Kakisのいう宗教的な雰囲気も満たしているから、やっぱり……最終的に「レインタソの欠如」が最大の理由だったよ……。
「つまり架空の共産主義国家Esperantioに飛ばされた女子高生がなんとか生き延びるために、性的にも萌え的にも魅力たっぷりで献身的で天然キャラで猫耳なKamarado Kalolino(カロリーノ同志)から、言葉を教わって、帝国主義やファシズムやブルジョワジーと闘争する話ね。」 ええと………街の中央にある党本部で「Direktanto granda Samideano Zamenhof, Hora!!(偉大なる指導者ザメンホフ同志、万歳!)」とか……いって改宗シーンがあるわけだね。「se vi en farig^us partiano de nia partio, vi en povus vivi en c^i tiu lando.(もしあなたが我が党の党員にならなかったら、あなたはこの国で生きていけないでしょう)」とか………カロリーノ同志にさらっと言われるわけだね。 ”non dert nos al arte”よりも……う~ん。でもこの教材を見る限り、そういうイメージになるよ……。 「逆らうと容赦なくシベリア送りよ。人肉工場送りや人油石鹸工場送りとどっちがいいかはよくわからないけどね。ユートピアに見えて、実はずいぶんなディストピアなぐらいが面白いわよ。」 どちらにしても、ろくでもないんだね…………。スターリンとヒトラー、どちらがいいかというはなしだよ。 June 30 saa, nou axt fan ovasev t’esperanto al atu. man tuus ovasev et igrestate tin, son ol axt tu a le slai, nams t’esperanto sil yam. tet, leno axt tuus man tuus sev et ban tinka. ええと、今日は大島義夫『新エスペラント講座 : 第一巻入門編』(要文社 1968年)をよんだよ。例文を読んだら、色々がっくりしたよ。 でも、面白いからここに書くよ。
Li estas laboristo. 彼は労働者です。 C^u vi estas laboristo? あなたは労働者ですか? Jes, mi estas laboristo. はい、私は労働者です。 C^u li estas laboristo? 彼は労働者ですか? Ne, li ne estas laboristo. いいえ、彼は労働者ではありません。
Li estas diligenta laboristo. 彼は勤勉な労働者です。
「全世界の労働者よ!団結せよ!みたいな。この時代、やたら「!」が多くて困る。」 「だいたいガンバのリアル世代ね。『グリックの冒険』のドブネズミとクマネズミの話って、プロレタリアートとブルジョワジーの対立を動物化した話なのよねぇ。」
Marks マルクス marksisto マルクス主義者
ええと…、istは職業を表すよ。でも……時代を感じる例なのです。
Bonan matenon! C^u vi jam legis j^urnalon hodiau^ matane? おはよう!今朝、君はもう新聞を読んだか? Ne, mi ankorau^ ne legas gin. イイヤ、まだ読んでいない。 Hieau^ vespere mi multe laboris. ゆうべ、うんと働いたんだ。 C^u vi legis la faman romanon de Tolstoj pri la milito kaj Paco? 君は戦争と平和についてのトルストイの有名な小説を読んだか? Ne, mi ne legis g^in, sed videos g^in en filmo morgau^ vespere. イイヤ、それを読まないが、明日の晩、映画で見る。 La romano de Tolstoj estas tre longa, sed tre interesa. トルストイの小説は大変長いが、大変に面白い。 Mi pruntos al vi la libron morgau^. あした、その本を貸してあげるよ。 Dankon! Mi rapide legos g^in. G^is revido! ありがとう!急いで読むよ。では、また!
これも……時代を感じるね。この時代からしても70年近い昔のはずだけど……。 「隣の芝生は青く見える。この時代はソ連シンパが多かったと見ゆる。」 ルニは……ロシア文学は読んだことがないから良くわからないよ。たいてい読むのは、イギリス製ファンタジーなのです……。 「鬼畜米英の英のほうか。っていうか、戦後23年じゃ、会社の中堅の40代の上司とか、そういう組織の中核メンバーもいまだに鬼畜米英だったのかもしれない。」 身内を殺されたら……穏やかじゃないもんね………。ルニたちの祖父は既に両方お亡くなりだから……、戦争の時代は謎なのです。
Bonvenon, gesinjoroj! ようこそ、みなさん! Hodiau^ vespere ni havas kunvenon de nia rondo. 今晩、私たちは私たちのロンド(サークル)の集まりを開きます。 Bonvole skribu vian nomon kaj adreson sur la kajero. どうぞ、その帳面にあなたの名前と住所をお書きください。 Kiu estas la knavino? あの女の子は誰ですか? S^i estas la fratino de mia amiko. 私の友達の妹です。 Bonvole prezentu min al s^i. どうぞ彼女に紹介してください。 Estas pleziro koni vin. お知り合いになって喜ばしい。 C^u mi povas havi vian adreson kaj telefonnumeron? ご住所と電話番号をお知らせくださいますか? Kun pleziro. Jen estas mia nomkarto. どうぞ、どうぞ。これが私の名詞です。
ええと……ナンパ? 「こうやって性欲をあおってカモーンという作戦。っていうか、団体名でなんとかロンドが多いけど、この単語にはサークルと言う意味があったとは。」 ええと……謎単語だったね。 「まぁ、アルカ系でルシーラ・ハルマ・アシェット・アルシェ・ソーン・ハルヴァなどの団体に関する割とそのまま使われる単語の多さから比べればマシな方かと。」 実は……エスペランティストのほうもそれなりに多いんじゃないかな。○○同志の意味でsamideanoとか……。サミデアーノ・○○と訳文でもそのまま呼ぶし。
Kio estas kau^zo de la milito? 戦争の原因は何か?
ええと……、共産主義政党ができたからだよ。うん。アメリカがつっつく口実ができたのです。
Partoprenu en nia manifestacio. 私たちのデモに参加したまえ。
いたしかねます。 「検討します。」 「善処します。」 「答えはみんなNoなのね。こんなのがあるから駄目なのよ。」 「社会では、テンションの高い新人は嫌われる。「みんな!これをやろう!」といっても、「それをだれがやるのか?」「勝手にやれば」ということになる。みんな忙しいからな。」 「平和のために剣をとったり、自由のために団結するのは大いなる矛盾よ。平和のために剣をとるということは平和を破壊することよ。自由のために団結することは、個人の自由意思を放棄して、集団の意思を持たない歯車に自らなろうという行為よ。」 まだまだ序の口だよ。ええと……現実の左派の国家を見ると、だいたいお姉ちゃんの言う通りなんだけど、資本主義側も別に……正義でもないよね。というより、あれは……事実上の宗教系の開発独裁体制で、先進資本主義国家が通ってきた「絶対主義」とか「王権神授説の国」とか、そんなのだと思うよ。
Post la tagmang^o ni kantis kaj dancis. 昼食のあと私たちは歌ったり踊ったりした。 Nia flago kun verda stelo flirtadis en fres^a aero de oktobro. 緑の星の付いた私たちの旗は十月のさわやかな空気の中ではためき続けた。 Ni diskutadis pri politikaj problemoj en la nuna Japanio. 私たちは今の日本における政治問題について議論を交わした。 Kvankam dudek jaroj forpasis post la mondmilito, la paco ankorau^ ne trovig^as inter homoj sur la tero. 世界戦争ののち20年が過ぎ去ったが、平和はまだ、地球上の人間の間に見いだされない。 Ni devas trovi g^ustan vojon al la monda paco, c^ar la estonto ja apartenas al ni, junuloj. 私たちは世界平和への正しい道を見つけ出さなければならない、なぜなら未来は実に私たち、青年のものだから。 Nia interparolado dau^ris dum longa tempo kaj finig^is en gaja atomosfero. 私たちの話し合いは長い間続き、陽気な雰囲気のうちに終わった。
ええと…………「そういう思想の人以外、お断り」って言外に言われたよ。 右翼系とか主戦論とか、中国・北朝鮮・ロシアと仲が悪い人は、「なんであなたがエスペラントなのですか?」と冷たい視線が……。 「もちろん平和になればいいけど、これらの国の核問題には沈黙することから、事実上反米の旧共産圏シンパであることは間違いないわ。基本的に自民党に投票したり、読売新聞・産経新聞を取ってる人は排除されそうだわ。」 「朝鮮半島のことを中国とロシアとアメリカのどれに着こうかと考え、意見の分かれる事大主義と馬鹿にする傾向があるが、日本もまた大きく分けて、親米派と旧共産圏シンパの対立が存在する。冷戦時代の自民党と社会党の議席数から考えれば、2:1の割合で親米派と旧共産圏シンパが存在していたということになる。」 銀英伝とか………ガンダムとかで空気が読めると思うけど………、どっちの陣営も正義とは言い難いよね。うん。ただ、国益を考えると、中国やロシアに着くには………まだまだ商売上の問題で不安があるし、福利厚生とか、政治的要望がどの程度反映されるかを考えたら、一党独裁体制より、まだ選挙があったほうが……マシなんじゃないかとは思うよ。独裁体制は希代の名君みたいなのが出れば、普通の人は何もしなくても生活が良くなっていくから楽だけど、たいてい2代目、3代目はバカ殿様だし………、一代目だって年をとってくると判断力が怪しくなって危ないのです。ただ、選挙制度のある国も………選択肢を作るのは国民じゃなくて、事実上、ハイソサイエティーで選んでる気がするよ。 立候補するにしても、それには国に300万も納めないといけないし、今の国民は、年収だって300万円行かないから、被参政権なんてないに等しいと思うよ。せいぜい………コネとワイロと才覚でキャリア官僚を上り詰めるぐらいしか……。 「っていうか、interparoladoってテラ長いなぁ。「会話」なんて良く使うのに。xookでいいと思う。」 接辞で細かく形態素分析されてるから………、一般的に長い単語が多いのが特徴です。 あと……さすが1968年だから、時代を感じるよ。
Ni lernas Esperanton por la paco de la mondo. 私たちは世界の平和のためにエスペラントを学んでる。
それは……立派だね。 「不純な動機でサーセンと。」
Dum longa tempo ni devis fuferi pro la milito. 私たちは長い間戦争のために苦しまなければならなかった。
やっぱり………68年というと、23歳以上……、物心があるとすると、26歳以上の人は戦前の様子がわかるし、戦争を知らなくても、貧乏な焼け跡暮らしの思い出はあるだろうから、重いね………。 「まぁ、そういう重いところがわかる人って最近の日本にはあんまりいないと思う。あの当時の若者も今では60~70かと。団塊の世代の原風景は焼け跡ではなく、昭和三十年代の貧乏だけど伸びやかな「三丁目の夕日」の世界だし。エスペラントが発展する時代というのは、戦争の記憶が生々しい、大戦後10年以内あたりがドカンとのびて、そのあとはだんだん減っていくパターン。平和の大切さは身内に殺された人がいない人にはそうそう理解できるものではないはず。」 ということは………、エスペラントが大切に思われない時代のほうが幸せなんだね。 「=・ω・= オラがいないほうが平和な気がすっぞ。悟空が必要とされる時代って、大変なのよ。」
Hodiau^ estas la unua tago de majo. けょうは五月の一日です。 C^u vi scias, kia tago estas hodiau^? けょうはどんな日か君は知っているかい? Jes, mi iomete scias pri tio. ウン、そのことについてはほんの少し知ってるよ。 La unua de majo estas la festotago de laboristaro. 五月一日は労働者階級の祭日だ。 En la tago laboristoj de preskau^ c^iuj landoj manifestacias por sia unuig^o internacia. その日、ほとんどすべての国の労働者たちは自分たちの国際的統一のために示威運動を行う。 C^u vi partoprenos en la festo? 君はその祭りに参加するのか? Jes, Kompreneble, mi partoprenos. C^ar mi estas sindikatano en mia fabriko. うん、もちろん参加するよ。僕は僕の工場の労働組合のメンバーなんだから。
「けょう?微妙。」 たぶん、「けふ→けう→けょう→きょう」と言う風に……表記が変わったんだと思うよ。50年代の文献にはもっとたくさん旧時代の仮名遣いが残ってるよ。でも音声では……「~たまえ」とか「~かい」とかあまり使わないのがあるほかは意思疎通できるよ。 「私はちょっと古いのかもしれないけど、「急遽」を「急きょ」と書いたり、「蛋白質」を「たん白質」、「拉致」を「ら致」、「斡旋」を「あっ旋」と書く最近の混ぜ書き熟語には違和感を覚えるのよ。とっても幼稚な印象だわ。」 冤罪をえん罪とか……いろいろそうだね………。やっぱり義務教育を受けた時代と表記が違うと混乱するよ。 ところで……、こんな祭日があったとは知らなかったよ。 「「鉄道員(ぽっぽや)」で「赤旗を振ったら首を切られる」とかそんなセリフがあった。つまりそういう時代的背景を感じる。」 エスペラントは誰の言葉でもないはずだけど……、特定の位相、特定の階層、特定の階級………、そういうのが見えてくるね。民族性はないはずなのに、誰向きなのかという情報が……。 「労働感の主張のウザさでは、ミロキズム的労働感とかを主張するアルカも五十歩百歩。とりあえず、「全世界ののニート・フリーター・パート・派遣社員はサイレントテロをせよ!自動車を買うな!贅沢品を買うな!家を買うな!結婚するな!子供は作るな!引きこもれ!」と。」 ………ファンタジーのための言葉のはずなんだけどね。人が集まったら、そういう……宗教に基づいた労働倫理を掲げる集団に成長する危険性は大きいから自分を律しないと………。 「まぁ、教祖が車も持ってるし、子供も作ってるし、風俗経験者だしあまり真剣に受け取る必要はない部分と。ぶっちゃけサイレントテロは団結もしないし、競争もしないから、この時代の労組とは空気の違いがあったり。」 「m9 =`・ω・´= 軟弱者!ってセイラさんに怒られるわよ。」 ええと、昔で言うと僧兵と隠者ほど空気が違うよね。左には、違いないんだけど……。
En Sovietio oni festas la datrevenon de Oktobra Revolucio en la 7-a de novembro en c^iu jaro. ソ連では毎年11月7日に10月革命の記念日を祝う。
物知りだね。ところで……ソ連っておいしいのかな。 「何とぼけてるのよ。私たちの学習机で毎日のように見ているじゃない。」 ルニたちも……年だね。ところでこんな例文必要なのかな、かな? 「当時の人間にとってはソ連ぐらい知っていないと、「本当に知らないのかよ!」とテンション高く自己批判を強いられることに。まぁ、当時の若者がみんな左よりだったかは知らないけど、今でいうエコロジーみたいに批判しにくい空気はあったのでは?とくに大学生とか語学に堪能な高校生とか。高校や大学といっても、当時の高校生や大学生は、今よりだいぶ精神の成熟が早い。たぶん、兄弟が多くてコミュニケーションスキルが高かったり、貧乏だから、あまり子供でいられないからかと。」 25でも……まだ一応子供でいられるってすごいよね………。第一次大戦とかでは、大尉とか中尉とかで、何百人か率いて塹壕の中でうろうろしててもおかしくない年齢、なんだよね……。平安時代の庶民だったら、あと5年ほどでお迎えが来るよ。 「そういう幸福な時代はそんなに続かないでしょうね。」
S-ano Kimura nun parolas antau^ multaj esperantistoj. サミデアーノ木村は、今大勢のエスペランティストの前で話している。
………ええと、「同志」だね。Samideano。ええと、sama同じ ideo思想 –an- 一員で……同じ思想を持つメンバーという意味だよ。 「っていうことで、左でない人、労組のメンバーでない人、労働者でも、農民でもないブルジョワジーはお断りと。この教材の段階で、もう思想傾向の選別に入ってる気がする。「天皇陛下万歳」とか「アメリカマンセー」とか、「はぁ?黙って仕事しろよ愚民ども」な人は入ってこないようにしている気がする。」 労組にも入れないフリーターは地獄だね………。たぶん……そうしておかないと、エスペラントなんでも掲示板とか、計画言語について語り合う掲示板とか、北海道エスペラント連盟の掲示板みたいな荒らしがサークルに入ってきて……不快なんじゃないかな。基本的に現実に何かをなそうと思っている人たちじゃなくて、夢を共有する仲良しクラブが実態だから……。 「たしかに、「中国の核問題やチベット弾圧に沈黙する貴様らは偽善者じゃ!」とかいうのが来たら、みんなやめるだろうなぁ。あまりのウザさに、来週からエスペラントサークルをやめて、ゲートボールや手芸サークルに切り替えると思う。っていうか、なんだっけ「うみねこのなく頃に」で出てきた抗魔法耐性だったっけ、信じてない人が一人でもいると魔法は完成しないというか、黄金郷が訪れないわけで。」 そうだね……。そう思うと、こういうあらかじめ極左例文を連発するのは、組織の自己防衛本能の発露と思えてきたのです。 こうしておけば、まかり間違っても………戦人(ばとら)的な……お約束をわきまえない人は来ないはず。 「つまり、夢を夢のまま、いかに自分をだまし切れるかが勝負何だと思う。本当は、こういう選別をやってる自体で虚構であり、幻想であることを認めているんだけど。」 つっこむのも……大人げない気がしてきたよ。
Je la oka matene c^irkau^ dumil gelaboristoj en nia urbo kolektig^is en la parko apud la arbaro. 朝八時に約二千人の我が町の男女労働者が森のそばの公園に集まった。 Unue salutis kaj paroladis reprezentantoj de sindikatoj kaj politikaj partioj. 最初に労働組合と政党の代表者があいさつし、演説した。 Due, ni c^iuj vigle kantis kaj kriegis sloganojn : 次に私たち全員は元気よく歌い、スローガンを叫んだ “Kontrau^ altig^o de prezoj!” “Kontrau^ la milito!” “Vivu la internacia unuig^o de laboristoj de la mondo!” 「物価値上がり反対!」「戦争反対!」「世界の労働者の国際的統一バンザイ!」と Sub la blua c^ielo niaj rug^aj flagoj flirtadis inter verdaj arboj en mal varmeta fres^a vento de majo. 青い空の下で、私たちの赤旗は五月のさわやかな涼風の中に、緑の木々の間で、はためき続けた。 C^ar mi partoprenis en la maja manifestacio por la unua fojo, la impreso de la tago estis treege granda. 私は、五月のデモには初めて参加したので、その日の印象はとても大きかった。
それは、すごかったね………。政党って今は亡き社会党かな。 「社会党は与党になったから駄目になったのよ。そうテレビで言ってたわ。」 民主党も……今度は与党になれそうだけど、夢破れて分裂したり崩壊したり……しないといいよね。 「たぶん、自民党のバックはアメリカ。民主党のバックは中国、共産党のバックはロシアあたりだと思う。どの国が今後頼りになりそうか考えて投票だなぁ。現状、アメリカが強いとはいえ、中国との取引量がアメリカを超えているということ、ロシアとの間にパイプラインを通せば、資源がゲットできそうなこととか、civ的な冷徹な判断も要求されそうだけど、結局その場の雰囲気で決めるんだろうなぁ。」 今現在の軍事的なプレゼンスを考えると、アメリカに着くのが得だよ。それに中国に着いた場合、チベット・ウイグル・内モンゴルといった非漢民族の自治区があまり幸せそうでないことを考えると、いろいろ不安があるし、彼らの中では都合のいい仮想敵国に設定されてたりするよ。絶対牙をむかないのをわかっていて、国民統合の材料にしたり、軍拡の口実にしたり………。 「まぁ、同義的問題もあるけど、最終的には金もうけの問題で決定すると思う。ドルが基軸通貨でなくなったり、在日米軍をコントロールする余裕も本国に亡くなったりしたら、日本国民は容赦なく切るんじゃね?もちろん中国かロシアにつくかどっちかわからないけど、同盟切り替えの前に核武装は当然すると思う。」 生きているうちは………あんまりごたごたしないでほしいよね。 アルカにしろ、エスペラントにしろ、戦争でネット接続が切れたらできないよ。 「労組か。GMは労組が強すぎたために滅び去ったのだ。劣悪な労働条件でこき使う会社も問題だが、骨の髄までしゃぶろうとする専業組合員も問題だな。」 過ぎたるは……及ばざるがごとし、だったね……。
Ili batalas kontrau^ atakoj de usona armeo. 彼らはアメリカ軍の攻撃に対してたたかっている。
ええと……ベトコンだったかな……。映像の世紀でみたよ。原始的トラップだけど強いよ。死人を作るよりけが人を作ったほうが、軍が弱体化するということで……、地味に痛そうな落とし穴とか、杭がいっぱいつき出たものとか……。 「地獄の黙示録は有名らしいけど、みたことがないなぁ。」
Li mortigis sin por sia nacio. 彼は自分の民族のために自殺した。
ええと、これは、佐藤栄作だったかに……焼身自殺して抗議したエスペランティストがいたというエピソードだったかな。 「なんだかなぁ。死んだらおしまいだし、もったいないことをしたと思う。カウンセリングに行って抗鬱剤をもらってくれば助かったかもしれない。自己犠牲の否定というイデオロギーは「蒼穹のファフナー」に詳しいと。」 ルニたちの世代にとって……アニメ作品が、ロシア文学や各種思想書の代わりを果たしているんだよね……。
Sur la tablo kus^as nova libro pri la vjetnama milito. 机の上にベトナム戦争についての新刊本がある。 Mi opinias, ke g^i estas legenda libro por japanoj. それは日本人に必読の本だと思う。
………時代を感じるね。両親は、このころアームストロング船長が月に降りたことは覚えていても、ベトナム戦争はよくわからなかったみたい。 つまり……両親よりずいぶん上の世代なのです。 「なんだっけ、法律の問題で、べ平連のメンバーの外国人が日本から出国したら帰ってこれなくなったとかそういう問題が出た気がする。結論は覚えてないけど。」
Kia verkisto li estas? 彼はどういう著作家なのか? Li estas sufic^e maljuna kaj tre fama socialisto. 彼はかなり年取った、大変有名な社会主義者だ。 Kiam li vojag^is en Vjetonamio? 彼はいつベトナム旅行をしたのか? Antau^ duomo da jaro. 半年ほど前だ。 Kial li verkis la libron? なぜ彼はその本を書いたのか? Li verkis g^in por sciigi faktojn inter japanoj. 日本人の間に事実を知らせるために書いたのだ。 Multe da homoj nun legas la libron. たくさんの人が、今、その本を読んでいる。 Kiel utila verko g^i estas! それは、何と有益な著作だろう! Kiel kruela estas la vjetnama milito! ベトナム戦争は何と残酷なのだろう!
「テンション高いなぁ。」 「日本国内でもベトナム戦争ではずいぶん盛り上がったのよ。これも映像の世紀の受け売りだけどね。大学にこもって、警察に石を投げたり、火炎瓶を投げたり、平和のために平和を乱した若者たちがいっぱいいたのよ。」 目的はともかく……、警察側も死人がでてそれは……よくないね。訴えるのはいいけど、穏健な方法じゃないと……心に届いても、敵を排除しないと自分が危ないと思って、警察も必死に弾圧するよ。「ねこになった少年」でそう書いてあったよ。 「これを書いていてわかったけど、自分たちはずいぶん左な知識があるなぁ。」 「私たちが子供のころ読んだ児童書って、この時代に若者だった人たちが書いたものが多いのよ。それに図書館と言う組織自体、資格を教える人たちを見ればわかる通り、左派傾向が強いのよ。学校の世界史の中国史を教えてくれた先生もそうだったし、公民の先生もそうね。自然とそういう知識が身に着く環境にはいたのよ。」 でも、これらの例文は「エスペラントの入門書に」「そのまま」「堂々と」書かれていることだよ。それはちょっと問題があるんじゃないかなって話だよ。とくに……思想はどうでもいいから、とにかく普及させて、現実に使える言葉にしたいと思う人々にとっては障害となる部分なのです。よのなか……左派で、平和思想の持ち主で、デモにでて叫ぶほど積極的で、革命を望むほどの急進派という人はかなり限られているよ。 そもそも……日本の場合、政治に関心を持つ人自体が少数派だよ。 真に国際補助語を目指すなら、英語みたいにどんな思想の人も、右派で、主戦論で、デモに出る勇気もなく、革命なんて面倒だと思う保守穏健派で、そもそも政治なんて知らずに日々を生きる人のことも考えないと………。 「言葉で分けるということは、最初から、語学堪能なインテリ限定。DQNお断りということははっきりしているわけで。民族語だろうが、人工言語だろうが、社会位相による能力格差も意思疎通の困難さも解消しないということははっきりしてるわけで。ということで、楽しい仲良しクラブをやるしかないのが現実だから、最初からこういうそういう思想の持ち主以外ドン引きな発言を繰り返して選別するのは悪くないと思う。そして、そういう思想を持ってない人、つまり右派ないし、政治なんて知らないという人は、その人たちで固まってコミュニティーを作ればそれでよし。本当に広い範囲でコミュニケーションをしたいなら、英語・スペイン語・中国語、そして日本語の敬語とか話術の類を極めるのが本当なんだと思う。つまり、どうやっても仲良しくクラブしかできないんだから、この本の変に左な発言連発は実は現実を心得ているという考え方も可能。」
………そうかなぁ。ルニも……夢を見すぎているのかな。頑張ればもっと良くなる気もするのに。 「1905年の第二回エスペラント大会だったかでのザメンホフの発言からも、この言語を政治思想から切り離せばもっと広がるんじゃないかという意見があったことがうかがえるけど、103年前からたぶん無数の人間が努力して、何とかしようとしたけどできなかったことなんだよなぁ。あと、3歳若かったら、自分こそがそれを打破する人間だと、中二病発言ができたけど、だんだんそういう希望が持ちにくくなってる。松戸彩園さんやだにょさんみたいな、改革すればなんとかなると思った人間はこれまでにも、無数にいたはず。それこそ120年前から既出かもしれない。」 「あまり悲観的に考えないことだな。歴史のループを抜け出した例なら、有文化でそれなりに覚えやすいアプリオリ言語という400年の歴史の中で類を見ない事例が存在することを考えれば、まだまだ余地はあるだろう。歴史学をやる人間から見れば400年など一瞬だ。せいぜい中国の王朝が2つしか入らないほどの短さだ。400年では、ローマはカルタゴにも勝てない。900年掛けて地中海の覇者に詰めのぼったのだ。」 「そうそう、あきらめたら試合終了よ。ユダヤ人だって、ディアスポラからたった120年で挫折したら滅びてたわよ。2000年もたてば奇跡は起きるわよ。続けばね。」 「まぁ、あと2000年後に人類が生きているかは謎だけど」 June 29 ええと、戦友の死が、1917年、当時25歳のJ・R・Rトールキンに本格的な神話体系の作成を決意させたのです。 1912年、当時20歳でクウェンヤの作成を開始して、15年には言語を支える神話作成の必要性を感じていたけど、本格的に、時系列に沿ったお話の体系を作ろうと思ったのはこの25歳の時です。 「神話体系をつくる動機は3つ。 ①ある程度以上複雑な言語には歴史が必要 ②自分の最も深い感情を詩の形で表現したいという欲求 ③イギリスのための神話体系を創造したいという欲求 一番最初のは、アルカとかでもよくわかる動機。ただ、アルカの場合は、神話が先か言語が先かと言うと、古アルカの段階では言語が先だったけれど、多くの場合神話が先だったりする。第二の動機はインナースペースを表現したかったんだと思う。というか、この人は学生時代に『ベイオウルフ』『ガウェインと緑の騎士』『古エッダ』『カレワラ』といったいろんな国の古語作品を趣味かつ学習対象にしていて、友達とも詩を作りあったりしている人で、技量はともかくポエマー指向が高い。第三の理由は、これら列挙した作品は、デンマークだったり、ケルトだったり、アイスランドだったり、フィンランドだったりで、いわゆるイングランド人の作品がないということで、こういう古風で壮大な神話が自分たちのところにもあってもいいだろうという不満があったと。」
「お笑いにならないように!でも、大昔(私の髪は薄くなって久しいのです)私は、気宇壮大な宇宙開闢に関するものから、ロマンティックな妖精物語までを含む、多かれ少なかれ、関連しあった伝説の体系――気宇壮大な伝説はこの地に根差した小さな伝説に基づき、小さな伝説は、その広がりわたる背景によって光彩を放つような――そんなものを作ろう、そして、交じりっ気なしにそれを英国に、私の国にささげたいと考えていたのです。それは私の望むような調べと質とを備えていなければなりませんでした。北西特有の風土、つまりいたリーやエーゲ海地方のものではなく、もちろん東ヨーロッパのものではなく、ブリテン島とヨーロッパのこちら側の何かしら涼やかで、明晰で、我々の”空気”の香のする、そして(もし私の力が及ぶなら)ある人たちがケルト的と呼ぶ(と言っても、純粋に古期ケルト的なものの中にはほとんど発見できないのですが)、この掴まえ所のない見事な美しさを保持しながら、粗野なものを取り去った”格調高い”ものでなければならず、長年にわたって、詩に傾倒してきた国の、より熟成した心にふさわしいものでなければならない。枢要な物語のいくつかは自分で心行くまで書いて、そして、その構図の中に入るはずの、たくさんの物語には、場所だけを残し、簡単な素描だけをしておく。一連のののが足りは壮大な全体に関連していなければならないが、他の人の心や手技が、絵を描き、音楽を作り、ドラマを構想する余地を残しておく……。突拍子もないことを考えたものです。」
本当によく作ったよ……。 ええと、1917年は神話の当たり年で……、伝説の宝石シルマリルができた経緯、そのシルマリルを冥王モルゴスが盗み出して中つ国へ行った経緯、ヴァリノールからそれを取り戻しにやってきたエルフたちがそれをめぐって戦争するという宝石戦争の時代、つまり太陽記第一紀の構想ができた年なのです。その中で「ヒューリンの子ら」「ゴンドリンの陥落」などのその時代のお話がどんどん作られたよ。 中でも重要なのは人間の王子ベレンと、エルフの姫ルシアン・ティニュビエルの悲恋と探索の物語ができたというのが大きいところなのです。 このベレンとルシアンのお話は若き日に作った一連の『シルマリルリオン』の中で中心となるお話なのです。 「トールキンの墓碑銘を見ればわかるように、ベレンのモデルは自分で、ルシアンのモデルは妻のエディスだったりする。そして、アルディアにおけるセレン氏のモデルはセレン氏で、リディア氏のモデルはリディア氏だったりする。」 ええと……約80年の時間差はあるけど、人間の考えることってそんなに変わらないのかな。ええと、ラヴァーズクエストなのです。 このお話では、ルシアンの父シンゴル王に、あの冥王モルゴスの鋼鉄の冠を飾るシルマリルをとってこないと結婚してはならぬという試練を与えられたベレンとルシアンが………成功率が限りなく0に近いのにモルゴスの本拠地アングバンドに二人で……、正確には犬っぽいのもいたけど、乗り込んでいくという物語なのです。このお話で、『指輪物語』のラスボスのサウロンはモルゴスの副官ポディションで、ネクロマンサーと呼ばれてたよ。 記憶はあいまいなんだけど、彼らの目的、シルマリルをとってくるという目的果たされたけど、冒険の傷がもとで二人とも死んでしまうのです。 それを憐れんだ神々が、不死のエルフや長寿な当時の人間にとってはほんのちょっとの時間だけど、50年ほどの間命を与えて、誰も知らない森の奥で幸せに暮らしましたとさというお話だよ………。けっこう泣けるよ。 それで、彼らの遠い子孫があのアラゴルンとか……アルウェンで、彼らも同じような悲恋のクエストをすることになるよ。 「トールキン自身は、指輪物語を出すなら、一緒にシルマリルの物語も出版してほしかったのよ。彼のインナースペースの中核をなすお話だからね。その夢はかなわなかったけど、作中でアラゴルンが、ちらっとベレンとルシアンのお話に関する詩を吟じる場面があるわ。彼自身も伝説上の人物と自分の境遇の近さを感じたり、感情移入を禁じ得なかったのでしょうね。」 「将来的に、アルカ作品で老齢ブレイクが起こることがあっても、アルディアはちらっと触れられる程度とかかなしいことに。」 インナースペースは……hant o hantなのです。 若いころの登場人物は………わりとみんなエルフということは……、あの話も最終的にはern e yuumaだけでなく、猿から派生した種族の時代が来るのかな。 「さて、どうだか。若いうちの内的世界だけで全てを判断するのは早計で、はっきり言って、最初のころのミロキズムの多い世界と最近のものとではパラダイムがだいぶ違う。でも、流石にホビットとかドワーフみたいな亜人種の出る幕ではないと思う。なんだかんだいって、ファンタジーより現実世界に近い描写を望んでいるものだし。」 fiineとか………deemとかavelantとかみんな見た目は同じでも種族は別と言うのが多いね。
1917年辞典のクウェンヤの語彙数は、限られた語幹を流用したものも多いけど、約1000語です。さりげなく、同じく5年で辞書が作られた古アルカのデータと比較すると、制定語彙当時の語彙数は925語……、ほぼ同ペースかな。 あと、同年トールキン神話の地名でメインに使われるシンダール語、シンダリンができたのです。この言語の音韻はウェールズ語がモデルらしいよ。クウェンヤの会話シーンはほぼ出てこないけど、映画でのエルフの会話シーンでシンダール語はたくさん使われているのです。アラゴルンとアルウェンのあいびきシーンは……、全部シンダール語とか……、クウェンヤより完成度の高い言語だったのかな。
ええと、人工言語的に重要そうなのは………1919年の元旦から日記をつけ始めて、最初のほうは普通のアルファベットなのに、途中から、作中の賢者の名前に由来するルーミルのアルファベット、現在で言うサラティが使われ始めたということだよ。 ちなみにこのサラティは、指輪物語本編には出てこないよ。 http://at.mansbjorkman.net/sarati.htm ええと、1926年以降、つまり34歳以降の日記では指輪物語でよく見るテングワール、この当時はクェニャティクとかフェアノリアンと呼ばれる文字がつかわれだしたよ。 http://at.mansbjorkman.net/tengwar.htm 「懐かしいな。」 コレオリさんの資料では大学……2年ぐらいかな、だいたいそのぐらいの時期から使われる文字だよ。英文を書くにはいいけど、母音の多い日本語文を書くには使いにくいし、可読性も…どうかなと思うよ。 「かといって、セレン氏の手書き資料を見て思ったけど、hacmは気をつけないとi, m, kとo, f, tの区別がつき難い時もあったりするから難しかったりする。まぁ、文脈で読めるけど、一見さんには「あれ?」という瞬間がある。axet体とかなるべく左右対称でないmiir体とか、flia体とか新しい書体のほうが慣れたら読みやすいかもしれない。」 PC上のフォントだと気付かないけど、手書きでわかるあいまいな点、なのです。
ええと、あと戦後の話だけど、オックスフォードで辞書編集の仕事をして、warm, wasp, water, wickとか……そういう語の語源調査の仕事をしたり、1920年にはリーズ大学で教授をやったり、中期英語小事典、『ガウェインと緑の騎士』の翻訳とか……、古英語・中英語系のお仕事をしていたのです。教授と言っても、貧乏だから普通より多めに講義を担当したり、いろんな学校に行って試験官とか採点のバイトをやったり大変だったみたい。奥さんの方は大学街の教授夫人や大学関係者夫人のコミュニティーはどうも……もともと社交的でもないしなじめなかったみたいだよ。 1925年にはオックスフォードに戻ってきてそこの教授をやることに……中年期から引退までほぼ変化のない生活を送ることになるよ。 1926年には『ナルニア国物語』で有名なC・S・ルイスと友人になるよ。最後には……冷え切った関係になるけど、20年近くいい友達になったみたいです。お互いの作ったお話を見せ合ったり感想を書いたり……。あと、このルイスがキリスト教にはまった原因はトールキンにあるよ。折伏したら、本人が思った以上に……すごいことになったよ。ええと、関係が冷え切った原因の一つに、宗派の問題があって、トールキンとしては自分と同じカトリックをやってほしかったんだけど、ルイスは小さいころにやっていた国教会に入ることになって……、友情にちょっとひびが入ったよ。のちにルイスが友達を増やしたり、サクッとお話を作ったりするたびにだんだん……トールキンのほうは気持ちが冷えて行ったみたい。 「JRRTはホモなのか?」 ホモじゃないと思いたい……けど、ルイスが結婚したと聞いてからは交流断絶・弔辞も読まずとか、ひどいことになったね……。 彼の作品は性の香りがしないけど……男同士の関係が重んじられているよね……。フロド×サムとかメリー×ピピンとか、レゴラス×ギムリとか……。後忘れてならないフロド×ゴラムだよ。サムは嫉妬にもだえ苦しむよ。
あとは、宝石戦争に関するお話「失われた物語の書」は1923年、当時31歳のころにはほぼ出来上がったみたい。チューリンの物語とか、ベレンとルシアンの物語あたりは古い作品風に詩にしたりしたみたいだよ。
ええと、年をとって、いったんシルマリル系神話体系から離れても創作意欲は衰えず、子供に聞かせるお話をたくさん作ったよ。 「彼の想像力の源は豊富なお話の知識だと思う。古典の教師だけあって、やたらいろんな国の伝説神話を知っていて、無意識にお話作りのノウハウとか法則を習得していったのかもしれない。」 原典でどんどん読めるのは……アドバンテージだね……。 リーズ大学時代、28歳から33歳にかけて、「赤毛」「ビル・スティッカー」という子供向けの短いお話を作って、1925年には比較的長めの「でまかせローバー」、30年代の最初のほうに『農夫ジャイルスの冒険』、32年、当時40歳のときには「ブリス氏」「トム・ボンバディルの冒険」とか……仕事が忙しい割にけっこう作ってるよ。 しかも、学生が提出したレポートや論文の裏につらつらと………。エコロジーはいいけど、どうなのかな、この使い方。 「まさにチラシの裏」 トム・ボンバディルは映画ではカットされた人だけど、原作の指輪物語では出てきたよ。
本筋のトールキン神話で関係がありそうなのは、20年代終わりから30年代初頭、つまり三十代後半にできた、ニューメノールの滅亡だよ。 太陽紀第二紀にあるエピソードで中つ国の西の大洋に浮かぶ島に栄えた人間の国ヌメノールが不死の国という大陸に攻め込んだせいで、神の怒りに触れて、ヌメノールはアトランティスのように沈没して、不死の国は現世の人間に触れられないように宇宙空間に浮上して、平らだった世界もその衝撃で、球体の惑星に変化したというエピソードだよ。アラゴルンの先祖も……このヌメノールの人間で、ゴンドールやアルノールという王国を作ったのも、この沈没から生き残ったわずかな善人たちなのです。 ええと……キリスト教で言うノアの箱舟っぽいよ。 あと、もうひとつ、『ホビットの冒険』という児童書が出版されたというのも指輪物語に向かう布石だよ。 1930年か31年、つまり38か39の時にふとホビットのお話を思いついて、ここで初めてホビットという種族が地上にあらわれることになるのです。現在ではドラクエやいろんなRPGに出てくるこの小人族も今からせいぜい79年前に一人の人間の脳内にあらわれた存在なのです。 「ミスリルとか、普通にどんなRPGでも出てくる素材だけど、これもこの人の言語だったり。」 1937年には『ホビットの冒険』が出版されて、当時の児童書として大変好評だったみたいです。 ええと、この当時はまだまだ……指輪物語の構想なんて影も形もないし、まさかこれが自分のインナースペースそのものの『シルマリルリオン』につながる話だとは思ってもみなかったみたい。 ガンダルフに秘められた重要な使命とか、あの拾った隠身の指輪に秘められた重大な意味は全く想定外だったらしいよ。
出版社に急かされて『ホビット』の続編を同年11月19日あたりから書き始めて……、最初はどうしたものかと思って適当につらつら書いているうちに、突然黒の乗り手という謎の脅威が現れたり、ブリー村に謎の人物が現れたり、あの指輪に重大な意味が現れたり……、全く想定外に大きい話になってしまったようです。 そして、実はこのお話が自分のライフワーク『シルマリルリオン』につながった世界で、25年も作り続けていた言語、20年も作り続けた神話の……集大成として結実したのです。 「何が合体してすごいことになるかわからないなぁ。人生に無駄はないと。」
ただ、構想が浮かんでからできるまで……仕事が忙しかったり、思いつかなかったり、戦争があったりしてたびたび中断させられて、一応物語の終了まで書き終えたのは1947年のことなのです。10年もかかったよ……。さらにそれから、自分のやたら長いお話を訂正しながらタイプ打ちをするのも2年かかって49年まで、出版社に渡せる状態にならなかったのです。 さらにそれから……、戦後の紙不足や物資不足でなかなか計画が立たなかったり、出版社ともめたりしてごたごたしていつまでたっても出版できず………、その間に、当時友情が冷え切っていたC・S・ルイスは、ナルニアの1巻、二巻、三巻と……毎年一冊のハイペースで出すし、イライラだったみたいだよ。 それで結局出版できたのは1954年から55年なのです。 三部作を一冊ずつだして、書評としては………、けなす人は徹底的にけなし、信者は徹底的に称賛するという、中間の評価がなかったみたいだよ。それはつまり……好きであれ嫌いであれ、圧倒的なインパクトを持っていたということだよ。 イギリスでも受けたけど、主に受けたのはアメリカで………、当時のアメリカは著作権関連がしっかりした国じゃなかったから、海賊版が大量に出回って、大変だったみたいだよ。だから、海賊版撲滅のために訴訟したり色々して騒ぎを起こしたせいで、当時の新聞にも取り上げられて、それでますます有名な作品になったのです。 アメリカ人は……海外のヲタクの発言などを見ればわかるように単純でノリがいい国民性で……、1965年ぐらいにキャンバス・カルト運動といって、「ガンダルフを大統領に」とか、「中つ国へ行こう」とか……良くわからないスローガンを掲げた学生たちの宗教っぽいものが大量発生したらしいよ……。大変なのです。
ええと、成功後のトールキンの生活だけど、お金が入るのはいいけど、毎日大量のファンレターやプレゼントを送りつけられて、返事を書くのに忙殺されたらしいよ……。さらに住所の情報もバレバレだから少し頭のおかしい人に押し掛けられたり……恐ろしいのです。 「ジョン・レノンみたいなことにならなくてよかったわ。」 うん……。このお手紙の返事を書く作業は別にデメリットばかりじゃなくて、自分の作品の設定の矛盾点を見つけてくれたり、もっと詳しく知りたいという人のために、詳細な設定を作ったり……、世界を深めることには役立ったけど、彼が本当に出版したい『シルマリルリオン』の編集や新しいお話を付け加えて完成させる作業は……遅々として進まずだったのです。 ええとそれで、住所を隠して引越しとか色々大変だったみたいだよ。
それで……年をとってくると、だんだん仕事がきつくなってきて、生きているうちに『シルマリルの物語』を出版することは無理になる可能性が高くなってきたのです。それで……、万一の時は息子のクリストファーが出版するということにして、彼の死後、クリストファーによってそれが出版されたよ。日本語訳もあるから、指輪物語が面白かったら読んでみると面白いよ。 「正直どっちも、なれないと挫折する文体だけどね。指輪物語は映画で見るのが一番時間がかからなくて確実だわ。あれで最低限のあらすじはわかるから。」 http://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E7%89%88-%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%AB%E3%81%AE%E7%89%A9%E8%AA%9E-J-R-R-%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%AD%E3%83%B3/dp/456602377X 原作と……けっこうストーリーが違うよ。原作厨と映画派の対立のある作品なのです。
ええと、最後は胃潰瘍による急性出血でお亡くなりなのです。1973年9月2日早朝、享年81歳……。 June 28 ええと、今日は一日中トールキンの伝記を読んでたよ。 昼ごろ、某プロジェクトがらみで予約していたエスペラントの学習書を取りに行ったよ。 あと、レファレンスが1件あって、ぴちぴちしたクララ・ザメンホフの写真を自伝等から探したけどなかったよ。やっぱり24歳1887年当時の結婚写真が最古だよ。
「さて、パソスキルを習うとなるとまた金がかかるわけで、今度は本屋で独学にして節約しようか。Officeの試験までU-canのほうでやってくれるわけじゃなくて、どっかのPC教室が試験会場になるだろうから。」 MOSのスペシャリストだったら、本屋で適当に見つくろって、CDの例題をひたすらやればできるかな……。 将来、この試験代の一万とか二万、教材を含めたら五万円以上が……、就職で何倍もキャッシュバックされればいいね………。
ええと、前回のトールキンレビューはオックスフォードに入る前までだったかな……。 言語作者としての観点で言うと言語作りは13歳ごろに親戚の女の子が作っていたのから頻度を得て、英語・ラテン語・フランス語からなるアポステリオリ人工言語や、スペイン語を参照にした人工言語、それにゴート語を参照にした人工言語とかいろんな私製言語の作成に夢中になったのです。ラガーマンだけど………、やっぱり言語系の学生の趣味は言語作りに傾くのかな……。 それで今回の話で出てくるのが、1912年、当時20歳にフィンランド語の文法書を見つけて、その音の響きをすっかり気に入って、フィンランド語っぽい音の響きを持つ人工言語、のちのクウェンヤの作成を開始したのです。クウェンヤというと、指輪物語ではガラドリエル様が別れ際に歌ったナマリエという歌があるけど、それのもとにもなった、エルフの間のラテン語的な雅な言葉なのです。 「skyやbeautifulよりceller door(地下室の扉)のほうが綺麗な気がするとか、音に対するこだわりは結構強かったことがうかがえると。ただ、フランスに対しては、根拠はあまりないけど好きじゃなかったらしい。20歳というと、セレン氏もこれまでの古アルカから、制アルカ以降のシリーズの作成を開始した年でもあったり。」 プロト制アルカは………後世への影響力からすると……どうかな。前期制、正確に言うと中期制アルカ2004年初頭モデル移行かな…。強いのは……。それも、最近ではルニたち以外にあまり目にする人がいないよ………。 「指輪物語みたいにドカンとブレイクしたら、プロト制にも急遽光が当たるかも。とりあえず、フゥシカ氏の壮絶な努力の末できたプロト制フォントとかにも。」 プロト制の文字は……、サラティとテングワールの関係と同じく、後世の文字に大きな影響を与えているよ。
あと……人生にとってビッグイベントというと、愛しのエディス・ブラッドとの再会かな。 養父のフランシス司祭に勉強に集中するために21歳になって、養育義務が終わるまであってもいけないし、手紙のやり取りもしてはならないと禁じられて、3年近く耐え忍んでいたけど、1913年1月3日、ついに21歳になったのです。早速手紙でやりとりしたら、エディスは既に婚約済み……。このまま黙ってたらそのまま恋は破局だったけど、1月8日、本人のところに迎えに言ったら、プロポーズが受け入れられたのです。 エディス自身も、まさか3年も待ってくれないだろうと思って、あきらめた気持で婚約を受けたんだけど、内心思い続けていたらしいよ。 「恋が素敵なのは一瞬だったわ。彼女のこの先の薄暮の人生を考えるとね。けっこうこの奥さんは不幸だわ。」 たしかに……そうだったね。 エディス自身は国教会なんだけど、トールキンはカトリックへの改宗を要求したのです。それをやると、地域柄、近所親戚の冷たい視線にさらされることになるんだけど……、トールキン本人はカトリックへの改宗の結果死亡した、母メーベルの思い出も相まって、カトリック愛が異常だよ……。 「ユダヤ人も迫害されるけど、イギリスじゃ、カトリックも迫害されるに足る宗教なのよね。」 その意味では……ザメンホフやイェフダーと同様、宗教的理由で迫害されるか…、多数派コミュニティーとうまくやれない疎外感で、内に向かう傾向は……あったよね。このコミュニケーションの不満が……言葉への並々ならぬ情熱に結びついたという可能性はあるよ。 ええと、奥さんは改宗して、案の定下宿先の養い親から追い出されたり、友達をなくしたり散々な思いをするよ。 それにそのあと、トールキンについて言って、いろんなところに引っ越すし……居心地のいい国教会コミュニティーとは隔絶した生活を送るよ。 カトリックのミサもはっきり言って……日曜日に早起きしたり、罪の告白をしたりそういうのは性に会わないし、体調も悪くなるから、ほとんど行かなかったらしいよ。夫への愛のため仕方なく、改宗したけど、内心カトリック嫌いになるのも仕方ないのです。 晩年になるまで友達もできず………、家族以外交流の浅い孤独な人生を送ることになるのです。 「若き日のロマンスはいいけど、彼女は幸せだったのかしら?」 「ともかく、オックスフォードを離れて老人がよく行くイギリス南海岸に移住した時は友達もできたし、最後は笑って死ぬことができたと思う。ただ、彼女の人生の約55年は灰色の日々に彩られ、最後の2年ぐらいか、楽しかったのは。」 それは……本人にしかわからないことだよ。
あと、1915年23歳の時にクウェンヤはかなり複雑になってきて、トールキンはある程度以上複雑な言語にはそれを支える歴史が必要であるということを感じて、神話の創造を開始するのです。 エアレンディルの航海、二本の木、ヴァリノールやタニケティル山など………、創世の時代から太陽記第一期のイメージがわいてきたみたいだよ。
そんな神話の萌芽の一方時代はすっかり戦争で………、トールキンも軍隊に召集されて、塹壕で戦ったのです。 オックスフォードで言語学をやっている人なだけあって………、手旗・モールス信号その他暗号を扱う通信将校をやっていたみたい。 ただ……、劣悪な塹壕の環境で、塹壕熱を発症、イギリス本土に戻ることになったよ。その後も戦争中は不健康で、たびたび病気になったのです。 「防衛本能が、熱を高くするって、他の兵士にもよくあったらしいわよ。第一次世界大戦のイギリス兵の死亡率はとんでもないことだから、はっきり言って死にたくなかったら、病気になるしかないわ。生き延びられても、塹壕で長時間ぬかるんだところを歩くんだから、足の指がもげたり、毒ガスで失明したり、砲弾の熱や破片にやられて、仮面をつけたりしないと街を歩けなかったり、そもそも足がなかったり、悲惨よ。」 …………戦争はやるもんじゃないよ………。 「この戦争でキングエドワード校とオックスフォードで仲良しだった、ロブ・ギブソンとG・B・スミスという親友を亡くしているわ。本当に戦争ってやるものじゃないわ。自分の側だけじゃなくて、相手の側も相当苦しむことになるわ。戦争には敗者しかいないのよ。」 「ぶっちゃけ、戦争があったら、最初のランニングとかの訓練で心臓発作で死亡する自信がある。いざというときはアルカ派も終わりだなぁ。」 生き延びるために、目をつぶすか、足を切るか、その決断が必要になりそうだよ。五体満足なニートはたぶん真っ先に徴兵対象だよ。 今のところ、ニュージーランドとか、第三国に亡命する資力もないし………。 あと、この戦争が与えた影響だけど、『指輪物語』に出てくるサム・ギャムジーはトールキンに仕えてくれた将校つきの従卒たちのおもかげをモデルにしているらしいよ………。
とりあえず、今日はここまで。 June 27 10:00~15:00 計算問題だったよ。 途中であまりにも熱くて、つらかったから、テキストをあまり読まずに、添削課題からやったよ。 基本的に、利益とか利益率とかの公式以外は、公務員試験でやったことがあるものが多いから、いきなりでも、それほど大きく外してはいないはずだよ。 「組み合わせと順列は出たわね。だいたい数学I・Aレベルまでは出るのね。」 プラスマイナスの値の変化を良く見れば、計算しないで即答できるものもあったね……。論理問題は、矢印であらわして、結合すればなんとかなったよ。 「円錐や球の公式なんてすっかり忘れていたわ。円の面積を求めたり、円周の長さを求めるのはよくやることだけど、球体の堆積や表面積を日常で気にすることはないわ。」 球体のものって、あんまり扱わないよ。地味に小数計算とか分数計算って面倒だったね……。 二進法は、基本情報とかでやったから、まだ覚えていてよかったよ………。 「答えはあっているだろうが、現実に試験を受けに行ったら、スピード不足で不合格だな。」 四則計算は面倒なのです。
ええと、添削課題が全て終わったから、封筒にまとめて郵便局に出したよ。第一種定型外郵便物……って「読み書き」パートでならったけど、その通り50g以上で140円だったよ。行先はみんな同じだから、一つの封筒にまとめて出して、700円ほど得したよ。 「土曜日は窓口が一つだけだからだいぶ待ったわね。」 ともかく……全行程72時間、3泊4日という……新人研修並みのハイペースで終わったのです。 実質勉強時間は、30時間ぐらいかな………。だいたい、聖剣伝説3を全員の会話を聞いてゆっくりやって、レベルを50以上にするとかするのと同じぐらいの時間で、FF9だったら、ちょっと急いでカードも何もやらず普通に進めた場合の速度で、FF10でいうと、ナギ平原あたりにはつけるぐらいの時間、かな。 「アルカで言うと、ぽぷりの写経パートを除いた、訳付ぐらいの時間。めちゃくちゃハイペースだから、1日もしないで忘れそうな。」 それは……困るね。日をまたがないで、短期記憶が鮮明なうちに添削課題というペースだから、三日たつと忘却率50%を超えるよ。
帰ってから、父と母が面白そうにこのYES-プログラムのコミュニケーション能力とビジネスマナーのDVDを見ていたよ。 父は、こんな優秀な人はいないとか……、みんなそうならいいのにとか………、たぶん自動車教習所の理想的な運転の仕方と同じようにあまり守られてないみたいです。 「でも、某デパートでは、挨拶はみんなしっかりやっていていい社風よね。」 それは流石、客商売なだけあるよ……。あのDVDみたいなあいさつしない例みたいなのはあまりないみたいです。ただ、同僚や部下にも丁寧語を使いましょうというルールは……そんなに守られてないかな。一般企業もそんなに守られてないとは思うけど……。 「とりあえず、コミュニケーション能力はもう少しマシにしたほうが生きやすいと思う。」 だよね………。あと、立ち居振る舞いとか……、難しいのです。
「さて、この新人研修的なものだけでYES-プログラムという資格は取れないわけで、TOEICかMOSかMCASかパソ検か簿記か、何でもいいから、それっぽい資格を取らないといけないわけで。母の持つ資格に和文タイプライター2級と言うのがあるけど、それと同じようにパソコン系は死にスキルになる可能性があるし、語学にしておくか。」 語学……TOEICは時間がかかりそうだよ。でも……、生きているうちに突然英語の地位が現代のフランス語並みに急落することも……ない、かな。少なくとも仕事をやるこれから40年ぐらいの間は……。 「とはいえ、1920年代当時の人にはまさか、あと27年ちょっとで大英帝国が歴史の表舞台から姿を消すとは思わなかっただろうし、怖いところ。まぁ、インドもあるしビジネスの世界での英語の優位は変わらないはず。核攻撃でアメリカ・イギリス・オーストラリア・ニュージーランド・フィリピン・インドが全滅したら、その時はその時で。落ちぶれても、中世のラテン語と同じように長らく国際共通語としての地位を保つことになると思う。 あと、簿記に関しては、事務職は新卒のぴちぴちした女の子に回ってくるポストなわけで、既卒の男性には間違っても回ってこないだろうから、別にいいかもしれない。パソコンに関しては、MOSがヴィスタが出たのにまだまだ現役で続いていることを考えると、あと数年はMCASより役に立つと思う。レジの古さ、買い替えしてない状況をみると、パソコンだってそんな簡単にOSを変えられるわけがない。」 Vistaは……う~ん、Windows 7 が出ると旧機種になるんだよね……。その時Officeで使いやすいのが出たら、2007を飛び越して、一気に新型に移行ということになったら………、死にスキルになるね。 「あと、2年3年のうちに職が決まるのでしたら、古い方でも大丈夫なのではないでしょうか?機種が変わったとしても、最低限のパソコンスキルがあることの証明になります。恐れずに受けてみてはいかがでしょうか。」 そうだね……。やらないよりはましだね……。 June 26 結論から言うと10:00~16:00 一般常識、 16:30~21:30 読み書きをやって終わらせたよ。 残りは計算問題だけなのです。感想文を書いたり、郵送したり、ついでにDVDを見る時間を差し引けば、明日の日があるうちに終わるはずなのです。 計算問題は………多分、義務教育をまじめにやってる人なら解けるもので、虚数とか……微分積分みたいなややこしいのはないよ。 ただ、公務員試験と同じように論理問題があるからややこしいのです。 「中学のころは中一、中二あたりは良かったけど、証明が出たあたりでわけがわからなくなったわ。筋道を立てた思考は苦手なのよねぇ。」 「論理問題は、記号化すれば、対偶関係は真と同じことを言っていることさえ覚えておけば、多少はなんとかなります。」 ロジスティックより……、普通に位置記憶とかで丸覚えのほうが楽だよ。中高生のとき……最後まで何とかなったのって、生物と、歴史系各種だよね……。生物もATPとか……エネルギー計算が絡んでくると謎だったね……。 「アデノシン三リン酸という用語は覚えているのだが、詳細は不明だ。たしかミトコンドリアのクエン酸回路でブドウ糖から36個ほど発生したのではないか?無酸素状態で発生するエネルギーは2だったはずだ。」 この辺はあいまいだよね………。 「まぁ、学校の勉強はPSIなり公務員試験なりいろんなので出るからまじめにやったほうが得」 そういえば、歴史問題ってあまりでなくて……、どちらかと言うと時事とか公民とかのほうが役に立ってそうなのです……。 「衆議院の定数とか参議院の定数とか忘れたなぁ。このテキストでようやく思い出した。任期の年数とか臨時国会や特別国会はテレビのニュースでよくやるから忘れなくて済むけど。」 衆議院って480人も議員がいたんだね……。ええと、一人1000万としても、48億円ぐらい、かな?実際にはほかにもたくさん諸経費がかかっているから、その10倍ぐらいなのかな?
ええと、一般常識では、税制とか、法律とか、行政とか、国際関係とか……ほぼ公民系の知識だったよ。 公民はあまりまじめに……受けてたっけ? 「比較的まじめに受けていたはずだ。非常勤なのか明らかに65歳を超えた教員に教えられたが、これも10年近く昔のことだ。今では80近いであろう。安否が危ぶまれるところだな。」 戦後64年というと…この人の戦前体験の改装での年齢がまだ小学生ぐらい、だから……、いまは73とかそのぐらいかな。とすると、65歳は超えてなかったんだね……。 それより、駐車場関係の人たちのほうが……、早めに就職して安心させたいね……。
読み書きのほうは、いわゆる漢字の読み書きのほかに、社内文書・社外文書・メール、ファックス、手紙などの作法が中心だったよ。 そういえば、某団体資料でも、PTA資料でも、会社の連絡でも、だいたいフォーマットは決まっているのです。 「社外文書は、いろいろあいさつ文が面倒だなぁ。今って「初夏の候」かな。」 「テンプレを覚えるのも大変ねぇ。そのほかにも「拝啓 敬具」「再拝 敬白」「前略 草々」「急啓 不一」の組み合わせを覚えたり、礼儀作法の部分はなかなか大変よ。」 それに……ギフトアドバイザー系をやるなら、熨斗のつけ方、包装の仕方にいろいろ作法があるのです。 そういえば、返信はがきって、丸をつけるんじゃなくて、「御出席 御欠席」みたいな……そんな書き方のしきたりがあることを初めて知ったよ。 「社会に出たら苦労しそうね。でもポジティヴにやりましょう。」 =・д・= ポジティヴポジティヴ…… June 25 結論から言うと、YES-プログラム全6科目中の3つ、コミュニケーション能力・ビジネスマナー・職業人意識の学習を既に終えて、添削課題も終えたよ。このペースで順調に進めは、明後日、土曜日の夜には全科目終了なのです。 「やっぱり、NEETだとかなりハイペースで終わるわねぇ。一科目平均6時間もあれば十分よ。」 本来は……仕事をしていて、週末しか学習時間に裂けないし、週末も仕事の課題があるけど、なんとか隙間の時間を見つけてとれるように調整されたものだから、簡潔にまとめられているのです。 ルニたちは速読術もマークシート試験の即答法のような特殊な訓練はうけてないし、テキストを各章ごとに2回、精読しているから時間が6時間もかかるけど、要領のいい社会人なら、2~3時間で習得できそうな気がするのです。 「こういう事実から、ぶっちゃけ社会人はきつそうだなと言うことを推測する。」
6月24日(木) 昨日、ブログを書いた後、郵便局に行って29,000円払ってきたよ。本来はATMで振込用紙を入れるだけで振り込めるみたいだけど、機械のレンズ汚れかなにかで、紙が戻ってしまうので、窓口でお願いしたのです。手数料は110円です。
帰って、16時半ごろから、コミュニケーション能力のテキストの通読を始めたよ。 「コミュニケーション能力テラヤヴァい。まるで仕事に向いてないなぁ」 人を喜ばせる技術とか………衝突を回避する能力とか………、電話やメールの作法とか……だめだね……。 あと、ネガティヴな人は要注意で、ネガティヴな人はあまり話しても面白くないからって、情報が集まりにくいとか、人脈を作りにくいとか……大変なのです。がっくりだよ……。 「これから改めれば何とでもなるだろう。」 ポジティヴポジティヴ=・д・= 「表情も大事よ。=・ω・=ノ」 =^д^= うにぃ……。 キャラ崩壊なのです………。 あと、先輩に失敗を押し付けられた時は、上司には黙って謝るのが○らしいよ。 そこで正直者は損をするよ。 「そうそう、社会では正直者は損をするの。=・ω・= 評価や裁量権をもった人に刃向かったところで損するのは自分だけなのよ。だから、いやでも黙って従っておけば、そのうち仕事が人事部に評価されて接触機会を減らすことも可能よ。」 「人は見た目」とか、見た目が悪いと内面を見るまで付き合わないとか……世間はきれいごとじゃないね……。
ええと、10時頃には章ごとに2回通読するのが終わって、添削課題のマークシートを書き終えたよ。 たぶん、合格点は取れているはず……なのです。 「まぁ、2回も読み返して覚えればほぼ間違いないと思いたい。体感的には間違ったところがないとか、そういう自慢をすると社会では損らしい。」 でも、自慢癖をやめると……Kakisのキャラが……崩壊しそうだね。というより、社会に出て何とかやっていけそうな人格って青鴉さん以外いないんじゃないかな………。コレオリさんは、新入社員にしてはちょっと………管理者層指向が高すぎるよ。 「敬語は使えないということはない。しかしこの場で使うのは抵抗感があるな。」 「キャラがそれぞれ固定していて大変ですね。」 「まぁ、まともに新人社員ができそうなキャラが一人でもいてよかったと言うべきか。」 ええと……人格で分けられているけど………世間的には………同一人物で通せるからよかったよ……。 「= -ω-= ねぇ。コレオリさんの役割は超自我なのよ。専門用語を使いすぎると社会では通用しないから普通に言うと、現場監督さんね。ダレてたら叱ったり、律したりという理性の部分よ。」 「カタカナ語とか外国語とか業界用語とか、わからない言葉で相手に話しかけるのはコミュニケーションの障害になったり、理解されなかったり、反感をもたれるもとだったり、散々なことで。となると、人工言語の存在意義はビジネスの場では存在しないということに。」 現実的には………日本語の敬語を完璧に使いこなせる人や、外国のお得意様がいるところだったらその国の言葉が話せる人が求められているよね……。日本人しかいないところでロシア語で会議の発言をしたり、別部署の人がいるのにその部署でしか通じないスラングを使っても仕事の障害……なのです。 「何事も否定的にとらえるのはコミュニケーションスキルとして良いことではない。肯定的にとらえれば、人工言語は関係者以外にはふせたい話題を隠し、その関係者の間の一体感を高めるという利点があると考えるべきだ。その点で、アルカやエスペラントはうまくいっている。」 「確かに、エスペラントの大会とか、老人会とかはそれなりに楽しそうにやってたりする。仕事でなく、遊びとかレクレーションに使うのが正しい用途なんだろうなぁ。」 ポジティヴに考えると………閉じた空間の中の…heavenなのです。固有結界なのです。中の人はたのしいのです。 うにぃ……、ポジティヴ思考は難しいよ………。 「悲観的なのは、もともとの性格だからいきなりは変えられないわ。でも、必要なところで必要な対応が取れれば、私生活ではペシミスティックでいいのよ。お笑い芸人は、休日はどんよりして誰にも話しかけないとかよくあることよ。」
6月25日 ええと、10~16時がビジネスマナー、16:30~21:30が職業人意識だったよ。添削課題も終えて、残りは3つ。 明日、常識問題と、読み書きをやって、土曜日には計算問題をやって終わりにする予定です。
ひたすら勉強なのです。某プロジェクトとか……できれば水の書を起こす作業や最低限の資料のレコード作業とか、おもにアルカ関連でやりたいことが多いから早く終えたいのです。 あとこのYES-プログラムは6科目修了だけではなく、厚生労働省が定めたそれ用の資格をひとつ持ってないと証明書が発行されないから、TOEICのスコア500以上か、MOSかMCASかパソ検定三級か、基本情報か、簿記か………何でもいいからそれっぽい資格を取らないと……。 どれが安くて速いかな。 「MOSのワードとかエクセルで、エキスパートのほうでなくスペシャリストの方なら、それほど難しくないと思う。特打式のエクセル講座にも入ってたけど、やってみてそんなに難しくない。ただし、スペシャリストレベルでは大してプラス材料にならないうえに、Office2003がいつまで続くかわからない。MCASというOffice2007のほうもいつまで続くことやら。あまり時効がないという意味ではTOEICなり、簿記なりのほうがいいかもしれない。」 ルニはどれも……生活に役立ちそうだからやってみたいな。TOEICの500は、ひたすら単語帳を写経すれば取れるレベルみたいだよ。まだ、考える力とか、特殊な訓練はいらない時期……らしいです。ただ、就職のアピールポイントにするには700以上は必要らしいのです。 ともかく……やれば英語版ウィキペディアや海外の違法動画サイトを見るのに役立ちそうな気がするのです。
「アポとりに電話の受け答えに、社会人って大変ねぇ。」 おもに、営業のやり方を教えているみたいです。文系だから、一般企業をやるとしたらほぼ営業だよ。 簿記とか、パソコンのスキルか、法律の知識か、製造のためのスキルでもあれば変わってくるけど……。 電話はいろいろ恐怖があるよ………。 「資料を見る限り、比較的定型化された作業であり、新人でもできるもののようだ。1.ベルの回数によって、1~2回は11時までは「おはようございます」それ以後は「はい」と答える。2.会社名と所属部署を答える。3.相手の名前を伺う。4.「いつもお世話になっております」と定型挨拶。普段付き合いがなくとも慣用句であるため使用可能。5.本題。「受けた時間」「電話を受けたもの」「掛けたもの、会社名と所属部署」「用事のある人物」「要件、具体的数値を間違えず記入」6.復唱確認。7.電話をかけた自分が名乗り責任の所在を明確にする。8.「お電話ありがとうございました。失礼いたします」と答えた後、相手が切ってから静かに切る。」
手順はわかっても……クレーム電話とか、恐怖だよ……。 「クレームは、声のトーンを落とし、とにかく相手の話を全部聞くことだ。部署が違っていようが、電話をかける側にとって自分が会社の代表だからな。解決策に関しては、勝手に自分で決めず、必ず上司の指示を仰ぐ必要がある。」 理屈では分かっても……ビクビク物で混乱しそうだよ………。 「っていうか、ビジネスマナーの中には青果で失敗した中で学んだものがずいぶんとまぁ。経験は無駄にならないなぁ。っていうかこういうのを見ると、ずいぶん間違った行動をしてきたような。」 失敗したときは自分で考えて何とかする前にまず報告………、ぶどうにはだいぶ呪われてるのです……。 ええと……添削課題とか理屈の上では分かっても……、いざとなったら混乱して間違えそうなところも……多いよ。。 「それは場数でなんとかなるだろう。果物のレファレンスも何とかなったではないか。」 もうちょっと、ホウレンソウを増やせばよかったね……。自力でレファレンスしたせいで、メロンの熟成日数とか間違えてたら問題なのです。 味とか知らないけど、上の人に言われるまま、甘いと言ったら……酸っぱかったとか、技術的に未熟な点でずいぶん迷惑をかけてたと思うよ。 「そうねぇ。この中の単純な仕事に見えても、実はそれのおかげで先輩や上司は自分の仕事に専念できて役に立ってるというのは、だいぶ納得できる話ね。あと、社会人は休めないというところもあの過酷な現場を見ると一人休むとひどいことになるところからわかるわ。」 一シーズンにつき1回熱で倒れることがあったけど、社員の人がさらっと「きのうは大変だったよー」というのは、実は「地獄の苦しみがあった」ぐらい……あったのかな。 「経理に行って両替したり、発注書を置いてきたり、印刷室で伝票を依頼して取りに行ったり、近所にお届け物を配達したり、駐車場まで持っていったり、ゴミを捨てに行ったり、レストラン街に紙を置いてきたり、のしを取ってきたり、袋を取ってきたり、足りなくなったアイテムを裏から取ってきたりとか、ブースから離れるお使い係がいないとあの現場は地獄だろうなとは思う。やっぱりやってる間は、別にバイトがいなくても何とかなるかなとか思ったけど、やっぱり繁忙期はバイトがいても社員にとっては地獄の忙しさだと思う。自分で、受け答えやご案内や品だしとか配列変更とか、そのほかに各種パート社員やアルバイトの仕事の手順を考えたり、場合によっては提出資料を書いたり、帳簿の計算をしたりとか、社員ならではの仕事の上にそういうルーチンワークが加わったらひどいことになると思う。」 だよね……。人が集まったら、分業は必須だよ……。
あと、職業人意識に、先輩と上司の意見が食い違った時の対応とか、他の部署の上司から指示を出された時の対応とか……、バイト中に知っていればよかったね。うん……。 先輩と上司の指示が食い違ったら、上司に「先輩に言われました」というのは失敗を押し付けられた時のケースと同じく、リスキーな対応です。 この場合は、先輩のほうに「上司にはこう言われましたが、いかがいたしましょう」と伺えば、先輩のほうは、そっちに確認に行って恥をかかずに済むよ。 どっちにしてもリスクがありそうなときは、少ない方を選ぶのが基本なのです。 連絡を聞き忘れて聞きなおしたら、怒られるけど、聞かないで失敗したらもっとひどいよ……。 失敗を報告するケースも報告したら「はぁ?」ってなるけど、しなかったらシャレにならない事態になるよ。 「選挙も基本は同じよね。どっちも駄目そうだけど、ましな方を選ぶのよ。」 読売新聞の橋本編集長も前の参議院選挙のときにそういう意見を書いてたね……。
あとは……目標と納期のないものは仕事じゃないとか……。 「まぁ、アルカは仕事だったらやらないだろうなぁ。セレン氏の場合、仕事でなかったらここまでやらなかった、だろうけど。」 新生アルカって、たしか……2008年1月19日に始まって、納期は7月19日だったね。暫定的にプロトタイプ段階は6月1日には終わってたよ。 納期があると……速度が速いよ。 「二重表現。NG」 うにぃ……。ルニたち、かなり……社会人向きじゃない人材だよ………。 June 24 6月23日 ええと、populi palが終わって、まったりニコニコ動画なのです。
午後からは、トールキンレビューのために伝記を読んだよ。とりあえず0歳から19歳の……オックスフォードに入る前まで。
ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキンは、1892年1月3日、銀行員でオレンジ自由国ブルームフォンテンに来ていたイギリス人のアーサー・トールキンとバーミンガムあたりのメーベル・サフィールドとの間に生まれたのです。南半球の熱いところで生まれたみたいだよ。 3歳までこのオレンジ自由国ブルームフォンテンで過ごしたのです。そこで家内奴隷にさらわれて自分の部族に珍しい白人の子供を見せびらかすのに使われたり、タランチュラに噛まれたり、色々あったよ。とくにタランチュラに刺された記憶は深層意識に深い印象を与えて、神話世界にシェロブ、ウンゴリアントという巨大なクモがしばしば出るようになったのです。 3歳のころに弟のヒラリーも生まれたよ。 4歳ごろ、母とロナルドとヒラリーはやはり南半球の熱い気候が合わなかったのか体調を崩し、父を残してバーミンガムに戻ることになったよ。そして、一人残った父はオレンジ自由国ブルームフォンテンで病死………。早くも波乱の人生に突入するのです。 最初はサフィールド家の世話になっていたメーベルと子供二人だったけど、4歳~8歳に掛けて、セアホール村というイギリス中西部の田園あふれる田舎に引っ越したのです。この田舎がトールキンの原風景になったみたいだよ。ホビット荘なのです…。 それで、教育は母がしたみたいだよ。ラテン語にフランス語にドイツ語………、かなり語学堪能な母なのです。ラテン語を教えたときは喜んだけど、フランス語の時はそうでもなかったみたい。ラテン語のほうが好みの音だったみたいだよ。 「五歳児にフランス語はきついか。やっぱり開音節が多いほうが発音しやすくて楽なのかもしれない。クウェンヤの音声構造も開音節が多くてラテン語的。」 シンダール語は……音の響きがウェールズ語っぽいよ。ええと……やっぱり人それぞれ音の好みがあるみたいです。アルカは比較的、玲方語とかかなりフランス系だよ………。制アルカの場合はたぶんフィンランド系だよ。 あと、母親がこの時代にカトリックに転向したから、親戚からの冷たい視線とか、援助額の減額とかいろいろ大変だったみたいだよ。
それで9歳ごろにはバーミンガムに引っ越してロナルド少年はキング・エドワード校というグラマースクールに通うようになったよ。ギリシャ語とか……、あと、ゴート語や古英語、中英語とか古いゲルマン系の言葉を習ったみたい。個人的にスペイン語もやったり……、かなり語学に博学な少年だよ………。 ええと、小さいころからベイオウルフのお話が好きで………、グラマースクールに入った後は、古英語を習ったから原著で読めるようになったみたい。昔の学校はすごいよ………。 「まぁ、欧州の言葉はけっこう似通っているから、つぶしがきくんだろうなぁ。」 流石に日本語とかナヴァホ語とか……非印欧語族の言語はやらなかったみたいだよ。ヘブライ語をやった記録はないよ。 ザメンホフもイェフダーもそうだけど、言語作者は語学に博学な人だよ、大体……。
12歳のころ、母メーベルが逝去。それで一層……宗教と言語に打ち込むようになったみたいだよ。どちらも母の思い出なのです。
言語作りの始まりは13歳のころ、親戚のマージョリー=インクレドンとメアリー=インクレドンがアニマリックという人工言語を作っていて、彼らと遊んだ時、それを習ったのが始まりです。そのあと、姉マージョリーははやばややめたけど、ロナルド少年はメアリーと一緒に、英語・フランス語・ラテン語の語彙をもじったアポステリオリ人工言語ネヴボッシュを作るのです。 見る限り語順は英語と同じで……良くあるパターンかな。 ええと、語学好きな少年少女にとって、人工言語を作ることはそれほど珍しい現象ではないみたいです。 そのあと、スペイン語系のナファリンと言う人工言語を作ったり、ゴート語を習ってからは、そのゴート語の中に欠けているけど、歴史上確実にあったとされる語彙を足してみたり、いろいろしたみたい。 「そういえば、セレン氏が本格的に言語について考察したのも1994年10月、当時13歳に神無アルカという原始的すぎるアルカをSOV語順に整えたり、表音文字を採用しようとかしたのが最初だったりする。」 ザメンホフも人工言語作りは14歳に始まったよね………。Grarさんは小学生の頃だったかな……。言語作りは比較的10代の早い時期がおおいよ。それを本気にして採用するのは、社会的需要がないと難しいけど……。19世紀はどう見ても自然言語より難しそうなヴォラピュクでももてはやされたように……、当時の欧州は共通語の需要がすごく高かったからうまくいったけど、今はそうではないのです。 アルカの場合は……わずか30人あまりらしいけど、必要とする団体が存在するというのが大きいのです。 多くの人工言語は………、言語作者が大人になるか、飽きるか、死亡するかした時が役割の終わりなのです。 「ノシロとか……残念だけど作者の死が役割の終わりになりそうな。そしてグモソは既に終わっている。ノジエール、トラブ語はすでに言語作者が卒業済みだから役割を終えてる気がする。」 一人でもいいから中核フォロワーを得るのは……本当に難しいよ。家族か、友人かに協力者がいないとか……ざらだよ。 あと、ザメンホフの場合は、簡単になるようになるべくだんだん情報量を減らしてスリム化させるように言葉を進化させたけど、トールキンの場合は、より深く、古く、複雑になるよう進化させていったのです。後ろ向きに進むというところは……イェフダーのヘブライ語もそうだったかな。自然言語に近い方向で進化させるのは、それこそライフワークになるのです。19歳とか……、最終的には28歳あたりで完成させるとか無理だよ。
そういうことで、トールキンは青春時代を言語作りに費やしたんだけど、たぶんこの言語作りは一番メインな趣味というわけでもないかな……。 ええと、意外かもしれないけど、トールキンはラガーマンなのです。ラグビー部員だよ……。細い体格を敏捷な動きでカバーして活躍して、最終的には部長さんになったみたい。案外、肉体派なのです。 「戦争に行って生きて帰ってこられるんだから、強いのは当然ね。WW1で学生時代の友人をずいぶんなくしたらしいわ。」 戦争の時代の人で実際に戦地に行ったというのが……ザメンホフとは違うところだね……。あと、理系に対する文系と言うところもそうだし……。ブレイクした時期も20代後半と50代後半とか……差があるよ。。カエサルや北条早雲や伊能忠敬もそうだけど、老境に差し掛かって急にブレイクする人材と言うのはいるのです。
あと………恋愛も盛んで、友達もいっぱいいて……人工言語界の類型に当てはまらない人物です。 ええと、ほぼ男子校のひとだから……、指輪物語を見ればわかるけど、女っけの少ないインナースペースだよ。この世の良きことの多くは男と男の間にあるとか……そういう信念があるみたい。 「ロードオブザリングは男の友情の物語よねぇ。」 うん……フロド×サムとか……ピピン×メリーとか……レゴラス×ギムリとか……。あと、フロド×ゴラムの組み合わせもあって、サムと嫉妬の炎を散らすのです。特に静的な描写は一切ないんだけど……。 その一方恋愛にも燃えて、下宿先の三歳年上の孤児、エディス=ブラットと16歳のころに、恋に落ちたのです。 養父のフランシス司教は、これからオックスフォードを受けるのに恋愛にうつつを抜かすのは何事だって……、扶養義務がなくなる21歳になるまで、彼女と会ったり、手紙を書いたりすることを禁じられたみたいだよ。ただ、隠れてこっそりメッセージを送ったりはしたみたいだけど。あと、このエディスは下宿先が変わって……別れることになったり、試練が多かったのです。 この人とはのちに夫婦になるんだけど……、この波乱に満ちた禁じられた愛は彼の内的世界に大きな影響を及ぼしたのです。 太陽記第一期に人間の王子ベレンと、エルフの姫ルシアンが恋に落ちるんだけど、ルシアンの父シンゴル王が反対して、冥王モルゴスの鉄の冠にある伝説の宝石シルマリルを取ってこなければ、結婚してはならないと………試練を与えられるんだよ。 ちなみにこのエコータイプはほかに二つあって2つめは……ええと、エアレンディルとトゥオルだったかな。それで3つ目があの有名なアラゴルンとアルウェンの物語になるのです。ええと、アルウェンの父にして、アラゴルンの養父でもあるエルロンドが、アラゴルンに王になるまではアルウェンと結婚してはならないという試練を下すのです。 まさに……オックスフォードに受かって21歳の扶養義務終了が来るまではエディスに会ってはいけないと言ったフランシス司祭と……シチュエーションがかぶるよ……。 「創作神話は人生を語ると。ところでアンティス神話ではリディア氏とセレン氏のエコータイプが何度繰り返されることになるか。」 「禁じられた恋って燃えるわねぇ。=・ω・=」 「我らの神話に特に恋愛描写が見受けられないのは、恋愛らしい恋愛がないからだろう。一例あるが、あれは一方通行だ。」 もふもふしているのは……愛情に飢えているのかな、かな………。
6月24日 10時半ごろU-canのYES-プログラムの教材が来たよ。 料金は後払いで、29,000円だよ。添削課題とアンケートの提出を含めると120円×7=840円で……、だいたい三万円になるのです。 教科が6つあって、それぞれに一つづつ添削課題があるのです。 その添削課題100点満点中70店を取ると認定証がくるよ。一回しか受けられないから……多分落ちたらまた何千円もかけて頼むことになってもったいないよ。慎重にやらなきゃ………。
saa, kamil, yuu isk vil samarka tix arkayolan, xom nou axt fan kon arka yul ano nekku =・д・= im 2009/06/22 22:11:03, dyussou seren xantatik tekt a sean / dyussou xektan / dyussou nias se minx. tu tekt axtates ano le sean lad xe slai teu…… 「eld e les-landor? aa, fil aa. ova, ans anx dia tu lex E, etta?」 「to?=・ω・=」 「en ”eta” e sertarka tisee. tu “etta” eks “soln sokta”」 「haan, smsm」 mm……, tal netal arna sen tu eks, aal yolan e tu eld……. diin, dyussou seren anot lad xe slai del “E lam” lana fad arkayolan. man, ol E yolan fad vein, arkayoran tan fad vein. saa, ol E yolan sam le fel lam tu slai del “E lam”, luus ser arka, xom arka sil esti lot E yolan sam dals. ya, yun la “miir e lideld sam” ilt a ladan e lideld sam on myul eld luutes al arka. alfi, arka sil konl slen E yolan……. 「saa, sern rat, etta? tal, ol laas fakt al ans, noxe sil ruuf man mirs e vels aa. laas siina vas soven “kern mik” o “kern lank”. akn antes et frem a lank, son, mik vand sil, an lo」 ya, son………, kit, sean kent mei e “slez le xook on eld ano”, yan ans myuo “slez total” lex slez e vels ter tiser……. yan, im 06/23, toxel, dyussou seren ladat xe vadklel del “E lam” tiser. im tur, mei tuul hot isk sen tu. tal im tu slai ik mer, ans nok tu slai ter. yan dyussou seren lana tu slai axt yu hal alka e yui\eda e google ter 「el ret ax japt a japtate. =・ω・=ノ xom, nok dia vad tu a E yolan sein.」 saa, kamil, xir “nor” telen yolan mapx sei…….
ええと……こういうこともあるけど、まずは……通信教育を早く終わらせないとだね……。 既卒だから、そんなのを覚えてもどこも雇わないとは思うけど………。あって当然、ないとまずいけど、あっても役に立たない……、そんな気がするのです。
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